料理をする時、音楽を流していた、ほぼ、いつも。

時には、ノリノリの曲で踊りながら、切ったり、煮込んだり。

必須とも言える音だった。

 

が、新たな気付きがあって気持ちが変わった。

 

調理は時に早朝、4時から始まる。

包丁の音さえご近所迷惑にならないかと、一瞬ひるむ。

当然ながら音楽など流さない。

己と食材達が出す音だけで時は流れて行く。

そんな中で聞こえてくる外からの音達。

 

風の音、雨の音、鳥の声、猫の鳴き声etc…

バイクの音ならば、「あ~新聞配達の時間か~」と思い、

遠く聞こえるサイレンには「こんな早朝であろうと、何かが起こっているのだな~」と思う。

 

音楽を流さないことで聞こえてきた世界がそこにはあった。

 

それが、どうとかこうとかではないのだが、なんだか新しい気付きだった。

一つ世界が広がった、と感じた。

 

これからの楽しみが増えた!いひw