令和3年10月10日 朝
スーツケースに書道の道具を詰め込みJR
京都駅から東へと向かう新幹線に乗り込む。

書道「房仙会」の昇段試験の錬成会が
静岡県の三島で行われた。

素志與白雲同悠 (素志は白雲と同じく悠に) 
高情與青松共爽 (高情は青松と共に爽やかなり)

9月からオンラインで稽古を重ねた昇段試験の条幅14文字。


今日!書き上げる!と素志に誓い、頂きに白雲を纏った富士を眺め新幹線は三島に着く。

山形や米子…遠方故、仕事故、コロナ故、悲しくも
参加できなかったお仲間たちの素志も携え会場へ。

いよいよ「錬成会」が始まった。

集中力凄まじい雰囲気の中・・・
私は・・・

「あッー!」
「げっ~!」
「○そッ!」
「もぉー!」
ともどかしを口から発し・・・
お隣さん、お向さん、同室の皆さんにご迷惑御おかけしながら3時間m(__)m

書道「昇段試験」房仙会錬成会
房仙先生、光孝先生、諸先輩方、お手伝いくださった皆様のご指導お心遣を頂き
帰りの新幹線三島発19時46分発新大阪行!私の高情は青松の如く爽やかでした。

が!爽やかすぎて!
ボーとして…新大阪まで行ってしまうところ・・・だった。

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽快なこの方は誰でしょう?

 

 

 

京都の人?

 

 

暗い人?

明るい人_??

 

 

 

 

明るいですよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです

房仙会京都校リーダー

佐々木 虚室 大和さんです

 

 

 

 

 

 

 

10月11日 8時23分の投稿をご覧いただきました

 

 

 

 

大和さんは有名な陶芸家4代目でいらっしゃったのでしたびっくり

以前3代目と書いてしまった記憶が蘇りました

間違えてごめんなさい

 

やっぱり京都のお方は遠回しにおっしゃるのかな?

 

ちゃう、ちゃうと言い聞かせました口笛

 

 

 

 

 

 

本物の伝統文化伝承者です

 

 

息子さんも跡継ぎとして大和さんに弟子入りされているので5代目も健在の超大物が大和さんなのですが、日頃は偉そうな態度は一切見せません

 

 

見せなくても見えてしまいますが・・・・・ドキドキ

 

 

 

その方がなんと房仙会京都校のリーダーとして房仙会に貢献してくださっていますラブラブ

 

 

 

 

もう、私はなんにも言うことありません・・・・・・・・

 

 

10月10日に三島での錬成会に参加しました

 

 

 

他の彼のFacebook投稿を紹介します

房仙会を意識して 見ろ、房仙会の生徒達よ

と言ってくれている投稿

実は私も今朝書くこのブログの為にのぞいた時に発見ビックリマーク

 

そうでなければ、やはり見る事は出来ませんでした

 

 

 

10月14日9時32分の大和さんの投稿です

https://www.facebook.com/kiraigama/posts/4314105875375266

 

6年前     若い

二人とも楽しそうな顔して作ってますね

全く台本なしで会話しながら作って下さいとの事でした。

懐かしい投稿が出て来たので

思い出に貼り付けm(_ _)m

佐々木 虚室 大和さんを含め3人、テキストの画像のようです

 

 

10月16日 11時06分大和さんの投稿です

https://www.facebook.com/kiraigama/posts/4320749354710918

 

一緒に台湾に行き、共に切磋琢磨しております

観世流能楽師・松野先生がユーチューブで「稽古は茶道も能も同じ」を少し語ってはります

是非ご覧ください

 

本当に台湾の方々に、改めて教えられることがいっぱい有りますね~

 

松野先生とまた一緒に台湾に行ける日が早く来るといいね

 

https://www.youtube.com/watch?v=BRklU32mxeE

千利休に思う 利休道歌 稽古は茶道も能も同じ

千利休に思う 利休道歌 稽古は茶道も能も同じ

 

 

 

こちらの松野先生の「利休道歌から稽古を考える」

を拝見し、茶道も能も書道も同じだと思いました

 

 

「稽古とは一より習ひ十を知り

十よりかへるもとのその一」

 

 

 

稽古をしながらいにしえのことを考えられるだろうか?

 

 

私がよく言う何かをしながら、ほかのことも考えられる人になろうよというのと一緒だと考えました

 

 

 

松野先生ほどのお方が4割ほどしか生徒に教える事は出来ないとおっしゃっているが、私はどうなんだろう?

 

 

 

生徒側からしたら

1から4まで教わったら

5から10までは考えながら実践し、書いていくことが大事だと伝えていらっしゃる

 

10に到達した人は我流になる

この意味も深くうなずくが、今私の挑戦していると

ころはこれすら我流にならないところにまで

挑戦が進んでいることを何かありがたく、嬉しく拝聴させていただきました

 

 

前に進み

また後退して 考えて進み また戻るの繰り返し

 

書道と全く同じだ

 

 

進み 戻る

戻った時 また考えて進み また戻るを繰り返す

 

 

偶然にも松野先生がおっしゃっていることと

私が伝えたいことが全く同じであったことを

きっと大和さんは知らせてくれたのでしょう

 

 

 

書の場合も基本に則り書くことは楽なことではありません

この程度で良いにしようやと

能も考えたら伝統文化ではなくなります

 

 

 

自由気ままに自分の想いを乗せ書くほうがどんなに楽しく楽なことでしょう

 

貫くことの苦しさは体験した人でないと理解で来ません

 

 

 

 

芸術とはこんな形でしか上達はしないものだと改めて自らにも言い聞かせました

 

 

 

10になると我流になる

10までいくともとのその1に返ったとき、・・・・・・

 

自分がどのくらい気が付くことができるか?

 

 

 

いよいよ、大和さんが出現してくれたことで

房仙会の生徒に「基礎基本の大切さ」を

きちんと伝えてくれる方が出現したのです

房仙にとってもあり得ないことが起きていることを感じます

 

 

10日の日も大和さんはとっても役に立つことを語ってくれました

行った人だけが聞けた特権でした

 

思い出しても とっても良い一日となりました

 

 

 

伝統を守るお稽古事は決まりごとが沢山あることを継続して行うので 自由度はありません

 

 

 

書に於いても、今や自由度満載の世の中です

 

見ても分からない字を見て感動する人たち

 

読めない字を書いて満足する書家たち

 

 

読めない字は将来も、もっと読めなくなるのです

 

読めない字が将来読める子どもができるとは

考えられません

 

 

 

その中で厳しい世界を貫くことを大事にしている人の集団が房仙会です

 

 

 

 

 

 

 

年に一度だけでも

自由度を思いっきり出せる場所

それが社中展です

 

 

 

日ごろ、基礎基本を学んできたからこそ

自由に楽しく書くことができ、自分が書いた字を

誇りに思えるのです

 

せめて年に一度はおもいっきり弾けましょう

 

 

ここから房仙会が弾けます

 

 

image

 

 

 

 

2021年10月23日 今朝の三島の日の出は

5時56分

随分遅くなりました

その時刻にピッタリ撮影した富士山です



 

動画と写真では同じ時刻なのにこんなに色が違います

 

 
なんと、昨日又虹を見ました
今度は二重にかかった虹が出現したのです
 
ヤッパリ
私たちはラッキーです
 

 

 

福田 房仙

◆書道教室「房仙会」主宰
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