高岡先生の動画の質問コーナーでのお話

 

災害後に長期間ゴミ収集が滞った場合、排泄物のゴミ袋が破裂する恐れがあるらしい。高いBOSSの消臭袋を使っても破裂したのでは意味がない。

 

京都大学のUDドライトイレの説明にもあるように

大小を分けることによってゴミを減量化することが可能である。

UDドライトイレの使い方 ~災害時に利用できる無水・簡易トイレ~

 

我が家ではこれを実践するべく以前のブログでも紹介したペットボトル接続尿器を準備している。小はこれで用を足し、ペットボトルで保管する。長期化しそうなら、雨の日に水路に流すつもりである。

 

 

尿をためたペットボトルの破裂問題についてはYahoo知恵袋に出ていた。

yahoo知恵袋

高温下で長期保存すると尿入りペットボトルは破裂する恐れがあるらしい。

長期保存しないでさっさと水路に流した方がよさそうである。

 

大については発災直後①と準備完了後②の二段構えを考えている。

①最初は家庭のトイレに2重にゴミ袋をかけて用を足し、凝固剤を振りかけて堅く縛って消臭袋に入れ、日陰のゴミペールやコンテナに保管する。②の準備を急げば、①は省略可能である。

②介護用ポータブルトイレのバケツに土と消石灰を混ぜたものを少量入れておく。用を足したらすぐに庭のコンポストに投入し、さらに消石灰と土をかぶせてふたをする。生ごみや雑草などもどんどん入れて良い堆肥作りを目指す。バケツに土などを補給してトイレにセットする。

この作業は多くても1日に人数分の回数であるし、元気な大人なら自分ですぐに処理させればよい。

※消石灰は家畜の糞などの消毒に使うものである。強アルカリ性なので、消石灰の散布時は、直接、皮膚・ 口・呼吸器等に付着しないよう、マスク、メガネ(ゴーグル)、 ゴム手袋等を着用する必要がある。飛散しやすい粉状より粒状消石灰が扱いやすい。

コンポストの近くの雨の当たらない場所に、土と粒状消石灰をまぜたものを入れたふた付きバケツとスコップを準備するとよい。

 

消臭袋は「ハウスホールドジャパン ゴミ袋 消臭機能付き 0.025mm厚 20L 緑半透明 10枚入」税込み204円(ヨドバシドットコム)

20ℓサイズの袋がちょうどよいサイズである。

 

粉状消石灰は10㎏入りや20㎏入りが700円程度だったが、

粒状消石灰は2.5kgで500円程度だった。

非常用なので、このくらいでよいだろう。

 

非常用簡易トイレもよいと思う。

我が家では中にダイソーの110円バケツを入れて使うつもりである。

要支援の老母に尿器を使わせるのは酷なので、大小でトイレを分けることも考えている。 ↓こちらを消臭袋をはずして母の小用にするかもしれない。

 

 

以前のブログで車載用品として紹介したダイソーの550円「座れるボックス」(丈夫なふた付き角型バケツ)も簡易トイレになると思って購入したものである。

1人の小専用にするなら1日分貯めておき、注ぎ口があるのでポリタンクに移すか、夜に水路に流しに…ゲフンゲフン。

 

 

使用済みのトイレットペーパーは、消臭袋をかぶせたふた付きバケツにためておき、湯をわかすために七輪などで火を起こすついでに(?)焼いてしまうつもりである。

ふた付きバケツはダイソー220円。

これも簡易トイレになりそうではある。

何でもトイレに見えてくる自分が怖い。

ダイソーのバケツは種類が多くて大好きである。

 

これらを利用する場合は水不足が予想されるので、使い捨て手袋を多めに備蓄しておくことをお勧めする。