数年前津波浸水域の調査で訪問した静岡市の三保の松原周辺は学校だけではなく、高齢者介護施設が多数存在する。

静岡県のハザードマップでは津波の遡上はほとんど考慮されておらず、津波の浸水域が沿岸周辺の海抜の低いところに留まっている。

東日本大震災では津波はかなりの海抜のあるところまで遡上しており、静岡県のハザードマップには多くの疑義が残るが、問題はこの地域に存在する高齢者介護施設である。

この施設の中には自分で動くことが出来ず、最悪数分後に押し寄せてくる津波避難は残念ながら不可能だろう。

解決策は高台移転しか残されていないものと思う。南海トラフエリアで津波対策が一番進んでいる和歌山県はこれらの問題にどう対応しているのだろうか?

クラウドファンディングスタート

大川小学校の悲劇を繰り返さない為にセカンドオピニオンを!

https://readyfor.jp/projects/83147

南海トラフ地震・津波で自分が暮らす地域にどのようなリスクが存在し、万一の時にはどのような退避・避難行動を取るかで、生死を分ける可能性がある。南海トラフエリアで巨大地震に遭遇した時、どのようなタイムラインで、的確な避難行動、避難ルートを取ればいいのかをその周辺状況から想定・考察・推察し、自治体の防災とは別のセカンドオピニオンを提案するのが目的です。