大川小学校の悲劇を繰り返さない為にセカンドオピニオンを!
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南海トラフ地震・津波で自分が暮らす地域にどのようなリスクが存在し、万一の時にはどのような退避・避難行動を取るかで、生死を分ける可能性がある。南海トラフエリアで巨大地震に遭遇した時、どのようなタイムラインで、的確な避難行動、避難ルートを取ればいいのかをその周辺状況から想定・考察・推察し、自治体の防災とは別のセカンドオピニオンを提案するのが目的です。
内容によっては、到底受け入れがたい内容になることもあり得ます。東日本大震災では何故ここまで津波が襲来するのかというあり得ないことが各地で起きています。例え家が津波で流されても、家は再建できますが、失った命は戻りません。
茅ヶ崎市立第一中学校で検討して見ました。
① 津波浸水リスク
・海から約370m、標高5.0m
・第一中学校生徒725人
・国の有識者津波想定 5m
・茅ケ崎市ハザードマップ 浸水想定域0.00~0.15m(慶長型津波想定)
・茅ヶ崎海岸しおさいの森で海が直接見えないことから津波は突然森をなぎ倒し襲来と予想
②津波浸水深
・標高12mの鎌倉大仏の大仏殿が津波で流された説もあり、真偽は不明だがもし本当だとすれば明応地震津波は13m~15m以上が考えられること
最悪を想定して10m以上を想定するべき
③河川津波リスク
河川津波の可能性はなし
④津波火災リスク
津波火災リスクは避難して来た住民の車による火災の可能性は多少あり
海からの直線距離も短く、周辺から車で避難する方は多くはないので大規模な自動車火災などは無いと予想、たまたま国道にタンクローリーが走っていて、津波の侵攻方向に垂直に立つ校舎で止まり炎上した場合は津波火災になり得る事
⑤津波到達時間
1mの津波到最短達時間31分
⑥避難場所についての考察と提案
第一中学校校舎以外に高い避難場所は無く、校舎屋上への垂直避難が妥当
⑦避難ルート・タイムラインの作成
・まず子供達の校舎屋上への垂直避難最優先
・点呼は避難場所である学校の屋上で行い、居残りが無いかどうかの最終見廻りが必要
・津波が来てもすぐに逃げれる若い特に男性による地域住民の避難誘導、高齢者への避難支援が必要と思われます。
・まさかの事を想定してライフジャケットも準備した方がいいのではないかと思います。
⑧過去の津波堆積物情報の調査と考察
この周辺での津波堆積物の調査は見当たらない。
鎌倉周辺での本格的な津波堆積物の調査を行い、津波浸水域を正確に予想しハザードマップに反映すべきである。
東日本大震災での津波火災が発生した門脇小学校