避難はあわてず、状況を見極めて! | 防災談話室

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突然に襲いかかる災害から家族の安全を守るための防災・減災について考えてみましょう。

   状況判断が大切!!

 建物の中にいて大きな地震にあったとき、驚いて急に外に飛び出すのは危険ではないでしょうか。
 激しい揺れが収まり無事が確認されたら、安全なところへ速やかに避難する必要があります。このとき、注意したいのは、建物の中も外も危険がいっぱいだということです。発災が夜間の場合、停電になれば暗やみで危険が倍増することを覚悟しなければなりません。
 家で地震にあい、建物の倒壊や火災を免れても、倒れた家具や割れたガラスを踏みながら玄関までたどり着くのは大変です。ドアーが開かないかもしれません。外では屋根瓦やガラスなどが道路に散乱して通れなかったり、門柱やブロック塀が倒れていたり、電柱から電線が垂れ下がるなど様相が一変します。
 職場で、倒れた書類ケースやロッカーを避けて、ビルの外に出ても建物の倒壊や火災、けがをして道路にうずくまる通行人、落下したガラスや看板、コンクリートの破片などで行く手を阻まれるかも知れません。
 何よりも怖いのは、高層ビルや学校、駅、地下街、スーパーなど多くの人が集まるところで非常口に殺到する人の波に巻き込まれること(「ひしめき災害」とでも言いますか)で、これをいかに避けて避難することができるかということです。
 発災時には、周囲の様相が平常時とはまったく異なっていることを想定して、あわてずに状況をよく見極めてから避難行動に移りましょう。

突然に襲いかかる災害から家族の安全を守るための防災・減災について考えてみましょう。
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