ここで、PAD学院の授業の説明をしておこう。
授業は普通の科目の授業と環境防災の授業半分半分に分けられている。
環境防災の科目とは、
災害と人間(防災などの専門の人が実際にPAD学院に来て
講義をしてくれる授業)
環境と科学(地震のメカニズム、地球環境などについて学ぶ授業
地学みたいなものだ)
Active防災(防災についていろいろ学ぶ授業)
人と社会(地域の防災、身近なものの防災について考える授業)
こんなものだ…。
次の日の朝、愛生が迎えに来て俺たちはPAD学院に行った。
今日から授業だ。
しかも1、2時間目から環境防災の授業。
Active防災だ。
だいたい、環境防災の授業はパソコンルームで行われる。
ここでも、出席番号順だ。
チャイムと同時に教員が2人入ってきた。
集団面接をしてくれた。髭の生やした先生と若い男の教員だった。
「えー、僕の名前は佐藤です。環境防災をずっと教えています。で、もう1人の先生は、新しく僕の下で働いてくれる久保先生です。久保先生は君らの先輩になるね。5年前にここを卒業したから。」
「久保です。よろしく。」
「じゃあ、もうさっそく授業を始めるから。」
そう言って、佐藤先生は防災について様々なことをホワイトボードに書いていった。
今回は地震についての防災だった。
「地震で、亡くなる人の確立が高いのはどんな死に方かしってるひと?」
佐藤先生は一番前にいる春風に当てていた。
「えっと、じわれ?」
俺は吹いてしまった。
佐藤先生は「違うよ。」とやさしく言っていた。
俺が笑ってしまったが見えたのだろう。
俺が当てられた。
「圧死です。」
「そうだ。建物や家具の転倒による圧死が一番多いのだよ。逆に地割れで人が死ぬことはなかなかないね。人が入るくらいの地割れはなかなか起きないから。
でも、可能性はあるからね。」
と言っていた。
そのあとは、家具の転倒を防ぐためには、防災グッツが必要だとか、耐震工事は必要だ。など、ためになる話をたくさんしてもらった。
授業が終わり、教室に戻るとき春風と戻った。
「悠一、お前笑うなよ~。俺なりに結構考えたんだぞ!!」
「すまんすまん。少しツボったんだ。」
「このやろ~!!(笑)」
そのあとは、普通の科目の授業だった。
授業の進むスピードが結構早かった。普通の高校生が学ぶ時間の半分しか勉強出来ないのだから、仕方ないのだろう。愛生がすごくパニクっていたけど大丈夫なのか?どうせ、またテスト前に教えなくてはいけないんだろうな(苦笑)
