子どもがエレベーターで、ジャンプしたり暴れたりすること、ないですか??



そんなとき


「エレベーターでジャンプしないでー!」


「落っこちちゃうよー!」


などと注意しませんか?


すると、


「落っこちた瞬間ジャンプすれば、助かるよ!」




なんて言うかもしれません。


3歳の娘が言ってました(笑)


それどこまで本当でしょうか??


昔のエレベータは、


カゴを紐で上げ下げしているだけ


扉もなければ、指定階で止まることもない


そんな装置でした。


100年前のエレベータ

パーテルノステル


マリオみたいで、ちょっと乗ってみたい気もしますが、


色々怖いですよね。


ですが、今のエレベータは違います。


エレベータは国土交通省により安全基準が定められています。コチラ


ジャンプでカゴが揺れれば、落下する前に安全装置が働いてその場で停止します。


カゴが落下するような事があっても、しっかりブレーキが作動します。


仮にブレーキが壊れてしまったとしても、ある程度の釣り合いを保つ、重りが備わっています。


といっても、ジャンプはしないでもらいたいですね。


カゴが止まれば自動復旧することもありますが、エレベータ管理会社に復旧してもらわないといけないこともあります。



ちょっとの間でも閉じ込められるのは怖いものです。


では、ジャンプではなく、地震で揺れたらどうなのでしょう?


エレベータは10年前ぐらいのものから、地震時管制運転装置(最寄りの階で止まって自動的に扉が開く装置)がついています。


それ以前の装置が付いていないエレベータは

揺れを感じたら全ての階のボタンを押して、手動で停めてください。


そうすれば、基本的には、閉じ込められないようにできています。


良かったですね!


でも、


万一閉じ込められた場合は?


心配な人は気になりますよね。


天井を突き破って出る??


いや、


それは、


無理なんです。


今のエレベータは天井に脱出口の無いものが多く、あっても鍵がかかっています。

↓照明だけしかありません。



ですので

助けを待つしかありません。


何もできなくもどかしいですが、体力を温存しておくことが1番です。


下手にカゴを揺らして本当に落ちたら、ジャンプしても、助かりません。



"絶対死なせない!"防災ママ
永吉 美さと

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