(ジェンティルドンナ 2014年ターフメモリアル集)
(ジェンティルドンナのラスランレース・第59回 グランプリ 有馬記念)
(2014年・12月28日 中山競馬場で行われた、ジェンティルドンナの引退式)
今から、4年前。
2014年12月28日・中山競馬場で行われた、第59回 グランプリ・有馬記念をラストランに、1頭の女傑が現役を引退し、繁殖牝馬になりました。
イタリア語で貴婦人という意味であり、貴婦人の様に大きく成長し、活躍する馬になってほしいという願いが込められている、美しい鹿毛の牝馬のサラブレッド、それがジェンティルドンナ(Gentil Donna)です。
Gentil Donna「ヒュヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルルルルルルル!」
ジェンティルドンナは、ディープインパクトを父に、ドナブリーニを母に持つ、可愛い鹿毛の牝馬のサラブレッド、それが、ジェンティルドンナです。
ジェンティー(Genti)の愛称で呼ばれる、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、現役時代・栗東 石坂 正厩舎所属し、桜花賞・オークス・秋華賞・ジャパンカップ(3回出走し、2回優勝する。)など、19戦10勝の成績を残した他、ドバイシーマクラシックにも、2回出走し、1回・優勝するなどの成績を残した、ウオッカ・ブエナビスタと共に、女傑の1頭でもある、鹿毛の牝馬のサラブレッドです。
2014年11月30日・東京競馬場で行われた、第34回・ジャパンカップで、ジェンティルドンナ(貴婦人・伊)は、3連覇を目指して出走しましたが、同じノーザンファームの生産馬で、牡馬のエピファネイア(クリスマスから12日目当たる公現祭=ギリシャ語)に敗れ、4着に終わるなど、惜敗続きで疲労の色が隠せない牝馬のサラブレッドになっていました。
イタリア語で貴婦人という意味で貴婦人の様に大きく成長し活躍させるる馬になってほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド、ジェンティルドンナの今後の対応について、馬主のサンデーレーシングは管理厩舎の石坂 正厩舎(栗東)と協議した結果、来年は、牝・6歳の鹿毛の牝馬のサラブレッドになる事と、3月から4月にかけて繫殖牝馬として繋養生活を送るシーズンに入る事と、ジェンティルドンナがドバイシーマクラシックで2回出走し、2014年は2着で終えた2013年の同競争での雪辱を果たして優勝するなどの活躍を見せたことなどから、12月28日に中山競馬場で行われる第59回・グランプリ 有馬記念にむけて調整を進めて出走し、これをラストランに引退することが決まりました。
引退式は、最終レース(ハッピーエンドカップ)後に同場で行われる事も決まりました。
2014年12月28日・中山競馬場で行われた、第59回・グランプリ 有馬 記念。
ジェンティルドンナが出走した、ラストランレースになりました。
当時・宝塚記念の優勝馬・ゴールドシップなどに押されていて、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、4番人気での参戦になりました。
イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人の様に大きく成長し活躍してほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna)も、同じディープインパクトを父に持つ、同期の牝馬のサラブレッド、ヴィルシーナ(Verxina=ロシア語で頂点という意味・母 ハルーワスウィート・佐々木 主浩氏の所有馬)と共に、有馬記念をラストランレースに繫殖牝馬入りする様で、4番人気での出走となった、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)果たして 2周の長丁場のレースを勝利できるのか、ゲートインします。
(第59回・グランプリ 有馬記念 ジェンティルドンナ(Gentil Donna)のラストランレース しかも、2500メートルの長丁場を走ったレースの映像。)
当時・ゼッケン番号 4番をつけたジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、4番人気での出走で、ジャパンカップ・2勝 ドバイシーマクラシック・1勝の成績を残した、鹿毛の牝馬のサラブレッドであり、ヴィルシーナ・ジャスタウェイ・トーセンラーと共に、グランプリ・有馬記念がラストランとなった馬たちでオープンと同時に走り出していきました。
ゴール前先頭に立っていた、第34回・ジャパンカップ 優勝馬・エピファネイアなどの馬群などをかわして、ゴール板を駆け抜けたジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、ジャスタウェイ・トゥザビクトリー・ゴールドシップなどの強豪をしり目に、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)は文句なしの有馬記念制覇を果たし、有終の美を飾りました。
引退レースの有馬記念でのジョッキーは、ライアン・ムーア騎手がスケジュールの都合により帰国したので、TCK(大井競馬)の香取厩舎から移籍した、戸崎圭太騎手(美浦・田島俊明厩舎)が手綱を取り、有終の美を飾りました。
Gentil Donna「ヒュヒュヒュ~ン、ブルルルル。」
ジェンティルドンナは大きいいななきで喜びました。
その後、同場でイタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人のように大きく成長して活躍をしてほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna)の引退式が行われ、馬主の、サンデーレーシングの方を始め、出資会員達などの人や競馬ファンらが参列し、ドバイシーマクラシックで2013年の雪辱を果たし優勝した時の馬服でジェンティルドンナは登場し、長く競走馬として活躍した、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna)に別れを惜しんでいました。
最後は口どり式で、ジェンティルドンナの引退式は終わりました。
イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人の様に大きく成長し活躍してほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、2014年12月28日付で競走馬登録をヴィルシーナ(Verxina=ロシア語で頂点という意味。)などと共に抹消され、長い競走馬生活に別れを告げました。
あれから、4年が過ぎようとしております。
イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人の様に大きく成長し活躍してほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna)は、2015年から、北海道・勇払郡・安平町・早来源武275番地のノーザンファームで、母・ジェンティルドンナ(Dam・Gentil Donna)という、繫殖牝馬として繋養生活を送っていて現在に至っており、初年度産駒(Sir・King Kamehameha=キングカメハメハ)が、当初の2016年2月4日の予定が11日遅れて同年の2月15日に出産し誕生しました。
(後に、モアナアネラ=Moana Anera(ハワイ語で大海の天使という意味。)と競争名が決まりました。)
2017年には、1年目産駒・ジェンティルドンナの2017が生まれた他、2018年5月13日には、ジェンティルドンナの2018が、父をモーリス(MAURICE=人名・父 スクリーンヒーローと、母 メジロフランシスの仔馬・2015年の年度代表馬 2017年から社台スタリオンステーション・早来で新種牡馬として繋養生活を送っている。)に変えて出産したとの事です。
ジェンティルドンナ(Gentil Donna=イタリア語で貴婦人という意味。) は、2012年・2014年の年度代表馬・最優秀4歳上牝馬にも選出された他、2016年には、32頭目の顕彰馬にも選出され、「ジェンティルドンナメモリアル」というレース名も付いたレースも、京都競馬場で行われるに至りました。
2015年1月・北海道 勇払郡 安平町 早来源武275番地のノーザンファームに、牝・6歳の時に繫殖牝馬としてやって来た、美しい鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナ(Gentil Donna=イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人の様に大きく成長し活躍してほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド。)も、現在 牝・9歳、来年の2月20日には、牝・10歳になり、2009年に、ドナブリーニの2009として生まれてから、10周年という記念すべき年を迎える、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)、明け10歳の来年も繫殖牝馬として更なる活躍を期待したいと想い願っております。
Gentil Donna「ヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルル!」