ディープインパクトと、ドナブリーニの仔・レゲンデ(ドイツ語で、レジェンド(伝説)という意味)が、昨日・京都競馬場で行われた、メイクデビュー・京都に、戸崎圭太騎手(美浦・田島俊明厩舎 所属・大井 香取厩舎からの移籍騎手)の騎乗で、出走しました。
レゲンデは、2012年3月21日生まれ・北海道・勇払郡・安平町・早来源武275番地の、ノーザンファームの生産になる、牡・3歳・毛色 鹿毛の牡馬で、林正道氏の所有するサラブレッドです。
姉には、すでに繁殖牝馬として、繋養生活中のドナウブルー(ドナウ川の青)が、妹には、昨年・中山競馬場で行われた、第59回・グランプリ・有馬記念での優勝を最後に現役を引退、同年の12月28日付で登録を抹消、本年からノーザンファームにて繁殖牝馬として繋養生活を開始した、ジェンティルドンナ(イタリア語で、貴婦人という意味・2012年・2014年の年度代表馬および、2012年の最優秀3歳上牝馬・2013年・2014年の最優秀4歳以上牝馬に選定され受賞している。)がおります。
レゲンデは、2歳の時の2014年・早来ホルスタイン市場で行われた、産地馬体検査を受検、同時に、所属厩舎の栗東トレーニングセンター・石坂正厩舎と預託契約をかわし、その後・新規競走馬登録を受けて、正式に競走馬となりました。
血統名は、ドナブリーニの2012です。
昨年の12月28日付で、競走馬登録を抹消され、現役を引退した、ジェンティルドンナ(イタリア語で貴婦人という意味、愛称・ジェンティー)と、同じ、栗東トレーニングセンター・石坂正厩舎に所属することになった、レゲンデは、1番人気に支持されており、2着のカルシャン・3着のゴールドグローリーを抑えて、1着となり初勝利、新馬勝ちを決め、デビューを果たしました。
「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
レゲンデは、大きく、鋭い雄たけび(牡馬のみにみられる現象。)でいななき、勝利の喜びを見せました。
レゲンデは、口取り式後、検査施設に行き、大きいおしっこを、検査筒に、バシャーーー!と、入れて出していました。
そして、レゲンデは、出張厩舎に戻っては、干し草をはんでいました。
「ウーーーーーーーー!」
レゲンデは、大きな尻尾を上げて、緑色のうんこを出していました。
「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」
レゲンデは、大きいうんこを出してやりました、さすがレゲンデです。
レゲンデが、ノーザンファームを出て、ノーザンファーム・天栄・同ファーム・しがらき経由で、栗東トレーニングセンターに来たのは、秋ぐらいのことです。
レゲンデは、連日の調教、12月10日に行われたゲート試験で合格後も、成長のための放牧をへて、昨日・競走馬デビューを果たしました。
イタリアで貴婦人という意味で、貴婦人のように大きな活躍をしてほしいという願いが込められている、鹿毛の牡馬のサラブレッド、ジェンティルドンナが、繁殖牝馬として繋養生活を送るため、競走生活に終止符をうち、引退なき後、全弟・レゲンデは、今後、競走馬として重賞制覇を目標に現役生活を送っていくに違いない。
レゲンデ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルルルルルル。」