ジェンティルドンナ(4) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

ジェンティルドンナが出走した、第72回・桜花賞、出走のファンファーレがなり、ゲートへ誘導されて、収まりました。

同期で、同じサンデーレーシングの所有馬になる、ジョワドヴィーヴル(生きる喜び・仏)も、ゲートへ誘導されていきました。

ゲートオープンと同時に、ジェンティルドンナの、桜花賞のスタートが切られたのです。

ジェンティルドンナと、ジョワドヴィーヴル、いずれも、ディープインパクト産駒でサンデーレーシングの所有馬が走り出しては、芝の、仁川のコースを競っていました。

直線コースに立った、ジェンティルドンナは、2着で、同じディープインパクト産駒のヴィルシーナを抑えて優勝、デビュー5戦目にして、初のG1競走を制覇しました。

ジェンティルドンナと同じく、ディープインパクト産駒で、ビワハイジの仔・ジョワドヴィーヴル(生きる喜び・仏)は、6着でレースを終えました。

ジェンティルドンナという、牝馬にとって、桜花賞を制覇し、優駿牝馬(オークス)に出走して、制覇をめざそうと、調整されている矢先、深刻な事態が、ジェンティルドンナに襲いかかりました。

ジェンティルドンナと同じディープインパクト産駒で、同期馬に当たる、ジョワドヴィーヴルが、骨折していたことが判明し、優駿牝馬(オークス)を回避して、休養に充てることが、判明したのです。

そのため、馬主のサンデーレーシングも、同じ、優駿牝馬(オークス)にむけて、調整させている、ジェンティルドンナに、ジョワドヴィーヴルの分まで、走りだしてほしいとのささやきをしました。

そのため、ジェンティルドンナも、ジョワドヴィーヴルの分まで、走ることに燃やしていました。
(その5へ。)