元調教師の池江泰郎さん、ネージュドールで馬主活動スタートする。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

2011年2月28日の70歳定年で退職し、現在・競馬評論家として活躍中の、池江泰郎さん(73歳・元・栗東トレーニングセンター 調教師)が、72歳の昨年・中央競馬の馬主登録を取得し、本年から、馬主活動を始めることが判明しました。


池江泰郎さんが、馬主として所有する馬の第1号は、ネージュドール(フランス語で、金色に輝く雪という意味。)で、父が調教師時代に手がけた、ステイゴールド(イギリス語で、輝きを忘れない永遠の黄金という意味。)で、母がモントレゾール(フランス語で、私の宝物という意味。)の、芦毛のサラブレッドで、2012年4月15日に北海道・むかわ町の市川牧場の生産になる、モントレゾールの2012が血統名のサラブレッドです。


ネージュドールの所属厩舎は、栗東トレーニングセンターの高橋康之厩舎で、5月22日付で新規馬名登録を受けました。


ネージュドールの管理調教師・高橋康之さんは、1972年(昭和47年)生まれ・和歌山県出身の42歳で、1992年(平成4年)・2011年2月28日に解散した、栗東トレーニングセンターの池江泰郎厩舎で騎手免許を取得し、平成13年からは、フリーの騎手として、途中・湯窪幸雄厩舎・岡田稲男厩舎・坪憲章厩舎と所属を変えながら騎手として活躍し、通算で1408戦57勝を挙げるなど活躍しました。


平成24年からは、調教師として、栗東トレーニングセンターで高橋康之厩舎を開業し、現在も活躍しております。


今回・ネージュドールで馬主としての活動を開始する、池江泰郎さんは、1941年(昭和16年)・宮崎県出身で、1957年(昭和32年)・京都競馬場の相羽仙一厩舎で騎手候補となり、1959年(昭和34年)に初騎乗、以後・1978年(昭和53年)の現役引退まで、3276戦368勝の成績を挙げるなど活躍し、「逃げの池江」の異名をとりました。


その後・1978年(昭和53年)に栗東トレーニングセンターにて池江泰郎厩舎を開業し、調教師となった池江泰郎さんは、メジロマックイーン・ステイゴールド・レクレドール・ゴールドアリュール・ディープインパクト・ニュービギニング・ニルヴァーナなど管理するなど手がけました。


2011年2月27日・虹の松原ステークス(小倉競馬場)に出走したヤマニンウイスカーが最後の勝利馬となりました。


2011年2月28日で、池江泰郎厩舎は同調教師の定年退職に伴い解散しました。


現在・栗東トレーニングセンターの池江厩舎は、調教助手として活動した、息子の池江泰寿調教師に引き継がれ、今年から種牡馬になった、オルフェーヴル(フランス語で金細工師という意味)などを管理する厩舎として活動しております。


今回・競争馬主として、どういった活躍を見せるのか、ネージュドールで馬主活動をスタートさせる、池江泰郎さんの、今後の活躍を期待したいと想い、願っております。