ドイツで生産され、調教された馬では、初の凱旋門賞を制覇した、デインドリームが、昨年12月21日(日本時間・12月22日)に現役を引退し、今年から繁殖牝馬として繋養生活を送っている事が、判明しました。
父のロミタスは、1991年のドイツ年度代表馬に輝いた馬だが、母のデインドロップは、アイルランドで生産された、デインヒル産駒で、2008年5月7日生まれの、ドイツ産牝馬です。
2010年のデビュー以来、遠征も含め、16戦7勝を挙げ、途中から、馬主権の一部を、吉田照哉氏(社台ファーム・代表)に譲渡して、共同所有馬になったデインドリームでしたが、昨年・イギリス・アスコット競馬場で行われた、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスで優勝して以降、調教国のドイツで馬伝染病が発生した為、凱旋門賞の出走を取りやめて以来、休養に出されておりました。
その後、馬伝染病の最終チェックをへて、ドバイへの遠征も予定していたが、関係者との協議の結果、12月21日(日本時間・12月22日)、現役引退を発表しました。
デインドリームは、今年から繁殖牝馬として繋養生活を送っており、イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊の、ジュモントファーム・バンスデッドマナースタッドで、同年から種牡馬として繋養生活を送っている、世界最強馬・FRANKEL フランケルと種付け交配した後、日本へ移動し出産する予定になっている予定で、フランケルと種付けした、デインドリームの初年度産駒の誕生を期待したいと想い、願っております。