FRANKEL フランケル アメリカの名調教師に由来する、イギリスの鹿毛馬。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

外国で活躍し、種牡馬として外国で繋養生活を送っている馬の中には、名調教師を馬名にした馬名も見られます。


今回紹介する、FRANKEL=フランケルも、その1頭で、アメリカの名調教師であり、ボビー・フランケルの愛称で呼ばれ、2009年に惜しくも白血病で亡くなった、ロバート・フランケル氏に由来する、イギリス産の鹿毛馬です。


2008年2月11日(日本時間・2月12日)に、イギリスのジュドモントファームで生まれた、FRANKEL=フランケルは、父・ガリレオ・母・カインドの仔として生産された、鹿毛のサラブレッドです。


フランケルは、イギリスのヘンリー・セシル調教師に預託され、2010年の8月13日(日本時間・8月14日)に、イギリス・サフォーク州・ニューマーケットにある、ニューマーケット競馬場で行われた、メイドン・1着で、競争馬デビューしました。


ジョッキーは、デビューから引退まで、T・クゥイリー騎手が勤めました。



フランケルは、2010年・9月10日(日本時間・9月11日)に、ドンカスター競馬場で行われた、条件戦を制覇すると、同年9月25にち(日本時間・9月26日)にアスコット競馬場で行われた、ロイヤルロッジステークスでも制覇、さらには10月16日(日本時間・10月17日)に、ニューマーケット競馬場で行われた、デュハーストステークスに出走して優勝、フランケルは、4戦4勝の成績で、2歳の競争生活を終え、翌年の3歳の競争生活に期待をかけました。


2011年・牡・3歳になったばかりの、フランケルは、4月16日(日本時間・4月17日)にニューベリー競馬場で行われたグリーナムステークスを制覇したのを皮切りに、4月30日(日本時間・5月1日)に、ニューマーケット競馬場で行われた、2000mギニーにも出走して優勝しました。


2011年6月14日(日本時間・6月15日)・アスコット競馬場で行われた、セントジェームスパレスステークスに、フランケルは、期待を持って出走しレースに挑みました。


フランケルは、T・クゥイリー騎手の騎乗で勝利を果たしました。


このレースでは、日本から、グランプリボスが矢作芳人厩舎の所属で参戦し、8着に終わりましたが、日本から来たファンの声援を受けて、走っておりました。


その後、フランケルは、7月27日(日本時間・7月28日)に、グッドウッド競馬場で行われた、サセックスステークスでも優勝した他、10月15日(日本時間・10月16日)・アスコット競馬場で行われた、クイーンエリザベス2世ステークスと優勝し、5戦5勝の成績を残しました。


2012年・牡4歳になったフランケルも、負けなしの勝利を果たしました。


5月19日(日本時間・5月20日)にニューベリー競馬場で行われた、ロッキンジステークスを始め、6月19日(日本時間・6月20日)に行われた、クイーンアンステークス、8月1日(日本時間・8月2日)に、グッドウッド競馬場で行われたサセックスステークス、8月22日(日本時間・8月23日)にヨーク競馬場で行われた、インターナショナルステークスと制覇し、13戦13勝を挙げました。


フランケルは、イギリスが誇る、世界最強馬に成長しました。

(その2へ。)