アメリカで繁殖牝馬として繋養生活を送るサンデーサイレンス産駒の牝馬は、数はいませんが、ケンタッキー州・レキシントン近郊にある、レーンズエンドファーム・オークリースタッドで繁殖牝馬として送っている、最優秀スプリンターホース・BELLEVE=ビリーヴ(信念)もその1頭です。
1998年4月26日 北海道・鵡川町(現・むかわ町)の、上水牧場で生産された、ビリーヴ(信念・母・グレートクリスティーヌ)も、現役時代、栗東・松元茂樹厩舎に所属した1頭で、スプリンターズステークスなどの重賞戦線において、28戦10勝の成績を残す活躍ぶりを見せ、2002年の最優秀スプリント馬と、2003年の最優秀4歳上牝馬に選定されるなど活躍し、同年の10月19日には引退し、10月28日には、競走馬登録抹消され、11月20日には、アメリカに渡りました。
アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン、レーンズエンドファーム・オークリースタッド、昭和54年(1979年)に設立された、ウイリアム・スタンプス・ファリッシュⅢ世氏を代表者とする、競走馬生産牧場で、ビリーヴ(父・サンデーサイレンス・母・グレートクリスティーヌ)は、2004年に新繁殖牝馬として繋養を開始して以来、14歳になった現在も繋養生活を送る、鹿毛の女の子です。
「BELLEVE」
ビリーヴ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
ビリーヴ「ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
ビリーヴ「パカパカパカ。」
ビリーヴ「ブルルルルルルル。」
ビリーヴ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
「パカ、パカ、パカ、パカ、パカ。」
ビリーヴ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
ビリーヴ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」
ビリーヴは、かわいいいななきで、ケンタッキーの空に鳴いていました。
ビリーヴ「ブルルルルルルルルルルル。」
ビリーヴは、ケンタッキーの空をかけながら、競走馬時代を想い出しては、よく、かけていました。
これまでに、ぼくの大好きな馬でもある、ファリダット(FARIDAT=アラビア語でダイヤモンド(宝石)という意味)など、3頭の仔馬を輩出した、BELLEVE=ビリーヴ、14歳になった現在でも、繁殖牝馬として活躍中であり、今後の更なる産駒の輩出を期待したいと想い、願っております。