ハットトリック ウォルマックファームに来て4年。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

HAT TRICK BLOG (英語のページです。)


サンデーサイレンスと、トリッキーコードの仔で、2007年に現役競走馬を引退した、ハットトリックが、ウォルマックファームに来てから、4年を迎えました。


ハットトリックは、現役時代・美浦北・清水美波 栗東・角居勝彦 両厩舎に所属し、未勝利戦・牡丹賞・ナリタブライアンメモリアル・清水ステークス・スポーツニッポン賞・金杯(西・京都金杯)・東京新聞杯・第22回マイルチャンピオンシップ・香港マイルなど、21戦8勝の成績を上げ、2005年のJRA賞・最優秀短距離馬に選定され授賞するなど活躍しましたが、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊の、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)など、海外の牧場から、南アフリカとアメリカを半年ごとに行き来するシャトル種牡馬として繋養生活を送れる様、種牡馬としてスタットインしてほしいとの要請のオファーに対し、馬主の、キャロットファームが応じた為、2007年5月8日に現役引退、5月10日付で登録を抹消、山元トレーニングセンターでの、出国検疫検査を受けた後、5月27日に、飛行機で、繋養先のWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)のある、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊に向けて出発、二度と戻ることのない日本を後にしました。


アメリカ・ケンタッキー州のブルーグラス空港に降り立った、ハットトリックは、馬運車に乗せ換えられ、長い道路を行き、無事・レキシントン近郊のWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)に無事に到着、着地検査を受けた後、種牡馬厩舎の新しい厩舎に入り、長旅の疲れを癒しました。


あれから、4年が経ちました。


サラブレッドのハットトリックは、2008年から、アメリカ・ケンタッキー州のウォルマックファームを拠点として、シャトル種牡馬として繋養生活を送っており、初年度の後半から、オーストラリア・インディペンデンススタリオンステーションに、2009年の春から、2010年の秋までの半年間は、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の、Haras El Malin(エルマリン牧場)でも繋養生活を送りましたが、すでに終了して、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)に戻りました。


2009年には、待望の初年度産駒が誕生しました。

(内、5月19日に生まれた、1頭は、日本で唯ーの、ハットトリックの初年度産駒として、村田宗将牧場(北海道・新ひだか町・三石)で、生産されました。)


今年の4月26日(日本時間・4月27日)には、ハットトリックは、牡・10歳の誕生日を、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)で迎えました。


種牡馬入りして、3年目の今年は、6000ドルに設定されており、南アフリカでのシャトル種牡馬としての繋養生活が予定されております、サラブレッドのハットトリックの今後の活躍を期待したいと想い、願っております。