2007年から、社台スタリオンステーション・早来で種牡馬となった、ディープインパクトは、現役時代・3冠レースなどでも優勝したり、2005・2006年の年度代表馬にも2回選出された、サンデーサイレンスと、ウインドインハ-ヘアの仔で、後に、顕彰馬にも選定された鹿毛の馬で、産駒からは、ローザアルラヴィス・グルヴェイグなど、多くの馬が輩出されています。
2008年1月19日に、北海道・沙流郡・日高町・門別の、下河辺牧場で、ビーフェアーの2008として生産された、フェアープライド(FAIR PRIDE=公正である事の誇り・英)も、ディープインパクト産駒の1頭です。
フェアープライドの、母・ビーフェアーは、ブラジル産の牝馬で、現役時代・ブラジルでG1レースを3勝も上げた、牝馬の競走馬で、後に、繁殖牝馬として、日本へ輸入され、2007年に、クルタナ(イギリスの宝剣・ピサの、市川義美氏の所有馬)を、初年度産駒として生産しました、同馬は現在も、藤沢和雄厩舎(美浦)に所属し、現役で活躍しています。
臼田浩義氏の所有馬となった、ビーフェアー2008は、競争名もフェアープライド(FAIR PRIDE=公正である事の誇り・英)と命名され、2010年の7月15日で、新規馬名登録を受け、同年の10月24日・京都競馬場で行われた、メイクデビュー京都(サラ系2歳新馬戦)7着で、栗東・角居勝彦厩舎から、競走馬デビューしました。
2戦目・2011年2月12日に、東京競馬場で行われた、サラ系3歳未勝利戦は、ロングスローインの9着でレースを終えたが、牡・3歳の黒鹿毛馬になった、フェアープライドにとって、3歳緒戦のレースになりました。
いよいよ、3戦目になる、2011年4月23日、京都競馬場で行われたレースでは、2戦目になる、サラ系3歳未勝利戦に出走した、フェアープライド、2番人気を背負っての参戦になったのです。
直線コースを向いたところで、フェアープライドは、ぐいぐい伸びて、先頭に立ち、2着のミッキークリスタル、2着のショウサンガイナを抑え、2分17秒5のタイムで1着となり、デビュー3戦目で待望の初勝利を挙げました。
フェアープライド 「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン!」
フェアープライドは、大きい雄たけびを、空に鳴らして、勝利を喜んだのです。
レースを終えて、記念撮影を終えた、フェアープライドは、検査施設で、おしっこを、検査筒にいれた後、出張厩舎に戻って、疲れを癒していました。
フェアープライド 「ブルルルルルルルルルル。」
フェアープライド 「ヒュヒュヒュ~ン!」
フェアープライドは、ご機嫌よく、大きい雄たけびを鳴らしがら、すっかり、厩舎の生活に慣れて、過ごしていたご様子でした。
今年の1月19日で、まる3歳の誕生日を迎え、大きい黒鹿毛の男馬に成長した、フェアープライド、現在も、栗東・角居勝彦厩舎所属の、現役競走馬として、臼田浩義氏所有の競走馬として活躍中です。
牡・3歳の、黒鹿毛の馬・フェアープライドが、果たして重賞競走を制覇して行く馬になれるのか、今後の活躍を期待したいと想い、願っています。