グレイトジャーニーなどを育てた、池江泰郎調教師、遂に2月28日付けで現役引退。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

栗東トレーニングセンター(滋賀県・栗東市)に所属する調教師の1人で、サンデーサイレンスを父に、アンブロジンを母に持つ、グレイトジャーニー(現在・フランス・ノルマンディーに、Haras de Lonray(ロンレイファーム)で、種牡馬として繋養生活を送っている。)などを育て上げた、名調教師・池江泰郎さんが、2月28日付けで、他の調教師と共に、定年退職により、現役調教師を引退する事になりました。


池江泰郎さんは、1941年(昭和16年)3月1日生まれで、宮崎県出身、来月1日で、70歳の誕生日を迎える、男性の人間です。


池江泰郎さんは、1957年(昭和32年)に、京都競馬場の、相羽仙一厩舎に騎手見習いとして入門し、翌・1958年(昭和33年)に騎手免許を取得、同年の4月5日に初騎乗、同年の11月7日に、ヤマヒサで初勝利、以後・1978年に騎手を引退するまで、3275戦368勝を挙げ、逃げの池江ともいわれました。


1978年(昭和53年)に騎手を引退、同年の調教師免許試験で見事に合格した、池江泰郎さんは、滋賀県・栗東市(当時・栗太郡・栗東町)にある、栗東トレーニングセンター内で、池江泰郎厩舎を開業、新馬の預託契約、競走馬の管理などを手掛け始めました。


1979年(昭和54年)・ブュ-クインで、池江泰郎厩舎は初出走を果たし、翌年の1980年(昭和55年)には、メジロカペラで初勝利を上げたのです。


以後・メジロマックイーン・ディープインパクト・グレイトジャーニーなどを育て上げ、関西の厩舎といえば、池江泰郎厩舎といわれるほど、池江泰郎さんは、名調教師として名をはせ、池江泰郎厩舎を、日本競馬史上でも有数の厩舎に育て上げたのです。


現在・池江泰郎厩舎には、ニュービギニング(NEWBEGINING=新しい始まり・英)・ニルヴァーナ(NIRVANA・本当は、NirvaaaNa=サンスクリット語で、仏教における悟りの聖地という意味・90年代を代表する、アメリカのロックバンドの名前でもある。)などの現役競走馬が在籍しておりますが、これらは、今月の28日付けで、息子で、現役調教師として活躍しております、池江泰寿調教師が管理する、池江泰寿厩舎(栗東)などに、転厩する予定であるそうです。


1978年から長く活躍してきた、池江泰郎調教師に、お疲れ様及び、ご苦労様と言いたいと想い、願っております。