エアジハードと、エアミジェーンの仔・エアソードー! | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

エアジハード(AIR JIHAD=冠名エアに、イスラムの聖戦という意味・香港名・空中聖戦・父・サクラユタカオー・母・アイシーグルーム・毛色・栗毛・牡・血統名・アイシーグルームの1995)には、ショウワモダンなど、安田記念を制覇した馬を中心に、多くの産駒が、現役競走馬などとして、活躍しているものもいれば、引退するものもあり、多彩になっています。


エアミジェーン(Air Mjean)を母に持つ、エアソードー(Air Sodou=冠名エアに、シアトル・マリナーズの応援フレーズ、ソードーモージョーより。)も、エアジハード産駒の1頭です。


2007年3月10日・北海道・勇払郡の、上水牧場で生産された、エアソードー(エアミジェーンの2007)は、1歳の時に行われた、セールで、半妹のエアモージョー(エアレンヌの2007)と共に、馬主の株式会社ラッキーフィールド(代表取締役社長・吉原毎文氏(東京馬主協会・正会員))に購買されました。


2009年・2歳になった、エアソードーは、産地馬体検査を受検、同時に、父・エアジハードが、現役競走馬時代に在厩した、美浦・伊藤正徳厩舎と預託契約をかわしました。

(同厩舎では、同時に、エアモージョー(Air Mojou)も、産地馬体検査を受検と同時に、預託契約をかわしましたが、こちらは、今年の8月26日付けで、エアモージョーは、未勝利のまま、登録を抹消されました、現在は、エアベルへザー・エアマックール・エアイグアス(いずれも、外国産馬)が在厩し、活躍しております。)


入厩と同時に、調教を開始した、エアソードーは、ゲート試験合格をへて、8月9日の、メイクデビュー・新潟(2歳新馬戦・新潟競馬場・10着)で、エアソードーは、競走馬デビューを果たしました。


9月13日・中山競馬場で行われた、サラ系2歳未勝利戦に、エアソードーは、ゼッケン6番、4番人気での出走となりました。


「パカ、パカ、パカ、パカ。」


パドックに、エアソードーが、現れると、尻尾振っては、周回しておりました。


ジョッキーがまたがると、エアソードーは、周回してから、本馬場へ向かい、入場しに行きました。


本馬場に入ると、曳いていた、手綱を離すと、エアソードーは、走りだしました。


「ヒヒ~ン!」


エアソードーは、雄たけびを鳴らしては、パカ、パカと、走っていました。


エアソードーの父・エアジハードも、現役競走馬時代は、安田記念・マイルチャンピオンシップなど、重賞レースに参戦しては、優勝するなど、輝かしい成績を誇っていました。


現在・種牡馬として第2の馬生を送っている、エア1995年生まれ、1997年デビュー組も、最盛期には、エアジハード・エアデジャヴー・エアノートリアスなどがいましたが、引退などで、だんだん少なくなり、最後まで、現役競走馬として活躍したのは、デインヒル産駒の、エアスマップ(母・サトルチェンジ・半弟・エアエミネム(母・キサグラム)・毛色・鹿毛・アイルランド産馬。)だけになっていました。


その、エアジハードの子供・エアソードーが、レースに挑むのでした。


エアソードーは、最後の直線コースで、先頭に立ち、1着でゴール板を通過、デビュー2戦目で、初勝利を挙げました。


「ヒヒ~ン!」


エアソードーは、大きい声で、勝利のいななきを鳴らし、喜んだのです。


その後の、エアソードーは、10月24日に東京競馬場で行われた、いちょうステークス(OP)では、岩田康誠騎手の騎乗で、8着、明けて、3歳の牡馬に成長した、今年の8月21日の、3歳上500万円以下では、4着に入る成績を残しており、現在も、美浦・伊藤正徳厩舎の所属馬として、現役で活躍中です。


来年は、牡・4歳の男馬になろうとしている、 エアミジェーンの仔・エアソードーの、今後の活躍を、期待したいと想い、願っています。


がんばれ、エアミジェーンの仔、エアソードー(Air Sodou)!