資料 鉄砲鑑札5 | bounoteのブログ

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私のブログでは過去に数回鉄砲鑑札と思われるものを紹介してきましたが、以下ここ数年の間に入手した鉄砲鑑札です。(表・裏)

左上から四季打鉄砲鑑札 弘化三年八月(1846)

玉目三匁五分 裏面には大岡主膳正領分

武蔵國多摩郡富岡村 

鉄炮預り主 組頭 長右衛門 ?に与えた鑑札。

 

上段右 猟師鉄炮壱挺 元治元年十月(1864)

石和御役所より甲州山梨郡松本村 幸左衛門を預主として与えられた鑑札。玉目三匁

現 山梨県笛吹市石和町松本辺りか)

 

下段→鳥獣威銃鑑札 明治七年十二月(1874)

栃木県が都賀郡真弓村(現・栃木市大平町真弓)の白澤忠次に渡した鑑札

 

右側紙の鑑札 威銃免状 明治十八年九月(1885)に信濃國上水内郡役所が同郡三輪村

(現・長野県長野市の市街地北東部辺り)

の雨宮直作に同年9月13日から10月30日までのひと月半の期限で使用を許可した鑑札である。

 

下段左 威銃従事之證 大正11年(1922)8月15日から10月13日までの毎日午前6時より午後5時まで威銃使用に関して牛山庄作を指定人として

玉川村農會が発行・許可した鑑札の一種である

(現・長野県茅野市大字玉川)

過去に紹介した鉄炮鑑札