相も変わらずメモ代わり。
 
8月23日、新刊『超現代語訳幕末物語』が発売となります。
 
 
それをキッカケに…かどうかは分かりませんが、
最初の自著『超現代語訳戦国時代』にまつわるお話をメモとしてここに記録しています。
 
 
 
前回のお話はコチラ↓からどうぞ
 
 
トンボに方向を決めてもらい、西野さんに完ぺきなアドバイスを頂いた翌日。
 
正確な日付は2月28日。
 
かつて自分のライブで喋ったことを文章に転化し、Facebookにアップしてみました。
 
内容は、歴史(戦国時代)について。
 
とりあえず、プロローグ的な感覚で、
"応仁の乱"
をムッチャ噛み砕いたやつを投稿してみたんです。
それがコレ↓
 
 
これ投稿してからね、
 
 
 
 
ちょっと様子が変わったんです。
 
 
 
 
Facebookは以前から使ってましたが、活用するのはライブ告知くらい。
「いいね」の数は平均で、3〜5。
「シェア」は1件あるかないか。多いときで2件、といった具合でした。
 
 
 
それがですね、、
 
 

 
 
「いいね」と「シェア」、イカついことになっちゃった。
 
完全なるプチバズり。
 
僕からしてみれば前代未聞の大バズりです。
 
 
ただ、そこにはすっごく簡単なカラクリが潜んでいます。
 
原因はコチラ↓
 
 

 
 
またしてもの西野さん
 
西野さんのシェア一発でもう大爆発。
 
本当お世話になりっぱなしで、頭が上がらないし、足を向けて寝れないし、西野さんは僕にとってもはや仏壇です。
 
(メチャクチャ余談ですが、僕は先輩の実家に泊まったとき、"仏壇に足を向けて寝る"という罰あたりな事をしているので、西野さんに対しても"足を向けて寝る"ということはやってしまう可能性はあります。)
 
 
仏壇兄さんにシェアしてもらったのを境に、いろんな人からのシェアが止まりません。
 
 
そして、このとき「シェア」されると"すべて通知される"設定になっていた僕のスマホ。
 
 
 
そうです。
 
 
 
携帯ずっと叫びっぱなし。
 
 
 
最初は喜んでいた房野でしたが、体験したことのない非常事態に、だんだんと
 
 
 
房野「やだ……怖い………」
 
 
 
恐怖感じてまいました。
 
 
 
その日の仕事は、偶然にもキングコングさんと一緒の大宮出番(※「大宮ラクーン吉本」という劇場での寄席出番てことね)。
 
 
 
遅刻してきた西野さんに(遅刻してんのかい)、まずは目一杯の
「ありがとうございます!!!!!!」
を伝えます。
 
 
房野「携帯の通知がね、止まらないんです!!怖ぇー!!」
西野さん「wwwwww  良かったやん!」
 
 
テンパった房野を笑いながら、喜んでくれる先輩。
 
本当にありがたい。
 
 
思えば、『ろくでもない夜』で話す機会を設けてくれたのも、僕が知らずに発していた不安シグナルを読み取ってくれたためかもしれません。
 
いつだったか、
"西野さんとトンボが、房野のいないところで「房野の話をする」"
というのを聞いたことがあります(トンボちゃんから聞いたんだけっな?)
 
「あいつ、どうしたら売れるかなぁ」
 
と。
 
それ聞いた時ね、感謝と不甲斐なさが怒涛のように押し寄せてきたのを覚えてます。

「これに応えなきゃオワってる」とも思いました。


正直、目立った成績や形になるものを残してないのに、長く芸人を続けてこれた大部分の要因は、ここにあるかもしれません。

2人のような人たちに"恩返し"をする。

これをするまでは辞められない。

そして、2人の望むものが僕の"成功"ならば、それを恩返しとさせてもらおう。

だから、どんな形にせよ、売れる。


2人の後押しは、僕のそんな気持ちをさらに強めてくれたんです。




"応仁の乱"をFacebookにアップして、みなさんからのリアクションにテンション上がりまくった僕は、そこからどんどん文章を投稿していきます。

関ヶ原の戦いを何章かに分けたもの。

それが終われば、真田三代のお話。

今振り返ると、ちょっとだけゾーンに入ってました。

空いた時間は、全て文章作り。

喫茶店に入っては文章作成。

家に帰っても文章作成。

夜遅く寝るギリギリまで文章作成。

依頼された仕事でもないのに、四六時中文章作りです。

なんでそんなに没頭できたかって、答えは至ってシンプル。


楽しかったんです。


文章考えるのが、書くのが、とんでもなく楽しかったんです。

人生で初めて長い文章書いてみたら、メチャクチャはまっちゃった。

いろんな人に伝えるって事が、こんなにおもしろいものかと。

しかも、自己満なたとえだったり、自分流の解釈をしたところで、ぶっちゃけ責任もありませんから、筆が進む進む。

全ての文章を携帯のメモに書いて(PCあったけどネット繋げてるだけのもの。Wordなんて入ってない)、それをコピペしてFacebookに投稿。

1日に1個の記事をアップするというハイペースを繰り広げていました。

やっぱゾーンに入ってたと思います。


楽しすぎて書きまくっていたら、正直な体はプチ悲鳴をあげて、左右の親指が腱鞘炎みたくなり、痛ぇのなんの。

それをトンボに相談すると、


トンボ「いやパソコン買え」


一蹴されました。

ごもっともすぎたのですぐ買いました。



時は戻って、まだ腱鞘炎の兆しもない、投稿を始めてすぐの頃。

ありがたいことに、僕のFacebookを見た知人たちが、
「あれ、おもしろいよー!」
といった連絡をくれるようになります。

中には、
「あんだけ面白いんだから、有料記事にしちゃった方がいいんじゃないの?」
といったアドバイスをくれる人まで。

それを受けて房野。


房野「有…料……キジ……?


またテンパリます。

もちろんメルマガやnoteといった有料記事の存在は知っていますが、それを自分が?

考えてもみなかったけど、人が言うのなら一理あるな……。

それでも適正な判断できません。

なんせこの手の正解例をチェックしたことがないんですから。


困ったとき。

よくわからなくなったときは、決まってます。


房野「にっ……しのさーーーーん!!!!」


速攻で西野さんに連絡です。

まもなく返ってきたお答えはこちら。


西野さん「長~い目で見たときに、そんなに急いでマネタイズする必要はなくて、それよりも、今回のFacebookのように一人でも多くの人に見つかった方がいいと思う」(結構原文ママ)


なるほど!



またもや西野さんへの感謝ポイントを増やしながら、Facebookでの続投を決めたのでした。






その3時間後。







携帯に1件のLINEが。


それは……

西野さんとトンボと話し合った『ろくでもない夜』での夜(ややこしい)。
以前から西野さんを通じてお友達だったけど、連絡先を知らなかった1人の女性。
「ライブとかあるとき言ってくださいよー!」
的な会話を交わし、そこで初めてLINEの交換をした


幻冬舎袖山さんからでした。



袖山さんから届いたLINE。

こちらも結構原文ママでご紹介します(後で怒られたらみなさんが全力フォローするんですよ。いいですね)。


袖山さん「ヤバい!房野さん!関ヶ原の戦い、すごすぎます!2回目の最後は、本気で泣いちゃいましたし!
文章の運びも、()の効果的な書き方も、難しいことを面白く説明する力も、本当に、本当に、すばらしいです。
本にしたいです!」







え?













え、本??













え、出版……!?









つづく。



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あともーちょいで面白い作戦が決行。
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