メモです。

 
相変わらずメモ代わりに使ってる続きです。
 
 
これは、
 
 
↑『超現代語訳戦国時代』という本にまつわるお話(メモ)。
 
 
その流れで宣伝。
 
 
↑8月23日に『超現代語訳幕末物語』という新刊が発売されます。
 
 
 
2016年頃、房野が歩んだ軌跡と奇跡(ナルシズム全開な言い回し)。
前回までの話はコチラのブログから↓
 
 
 
同期の豆ダルマ(トンボ)からアドバイスを受けた数日後。
 
鼻メガネ(トンボ)主催で、自身もバンドを組んで出演するという、音楽ライブがあったんです。
 
 
作家が主催で本人も出る音楽ライブってなんだww と笑いながら、絶対おもしろそうな匂いしかしないので、遊びに行くことを即決。
 
これが2月26日の出来事です(カレンダー見て確かめたから多分あってる)。
 
 
会場となったのは『下北沢ろくでもない夜』(おもしろいライブハウスなので、みなさん是非遊びに行ってみて!)
 
当日の内容は、本当に、もう驚くほど本当に、何も覚えていません。
 
 
「なんか楽しかったな…」
 
 
という記憶がかすかに残っているぐらい。
 
トンボのバンドを含めた数組が出演し(みんなお友達たち)、無事そのイベントが終了。
 
当然のごとく、そのあとは飲みに。
 
もちろんお酒も飲める『ろくでもない夜』は、"ライブハウス"から"打ち上げ会場"へと華麗なる転身を遂げ、足を運んだお客さんを、ことごとく酔っ払いへと変えていきます。
 
 
そんな中、
 
 
「ちょっとしゃべろうぜ」
 
 
と、僕とトンボを誘ってくれたのが、
 
 
キングコング西野さんでした。
(先日の『サーカス』で写メったもの。長い付き合いだけど、西野さんを撮った写真があまりにないことに驚いてます。相変わらず"雰囲気"出すことに余念がない)
 
 
ライブに出演していた西野さん。
言わずと知れた、トンボ&房野(ジップ&キャンディみたいに言いました)
 
 
が、ずっとお世話になってる一年先輩。
 
僕が飲みに連れて行ってもらうようになって、14、15年が経過していましたし、トンボがガッツリ西野さんとお仕事をするようになってからも、約10年が経っているという付き合いの長さです(トンボちゃんが芸人やめて作家になり、西野さんと仕事をする"ターニングポイント"の日も、かなりドラマチックなので、またどこかでお伝えしますね)。
 
これまで3人でしゃべる機会はごまんとありましたが、この日もおなじみのメンバーで飲むことに。
 
バーカウンターの端っこに移動して、飲みとトーク開始です。
 
 
いつもね、西野さんから繰り出される話はね、おもしろいんですよ。
 
新しい話題に溢れてるから。
 
ただ、出会ったときから一貫して変わらないのが、
"今楽しい事と次に何やるか"
の話ばかりをするとこ。
 
だからね、本当楽しいんです。
 
 
このときも、確か
「芸人がお笑いを続けていくには、違ったアプローチが必要だよね」
というテーマになっていったと思います(2016年当時)。

先人と同じやり方やってたんじゃ、たどり着くゴールが決まってしまってる。
それにいち早く気付いた西野さんは、何年も前から"絵本"というものに着手し、すでに数冊を刊行。
この数ヶ月後には爆発的なヒットを飛ばす、
『えんとつ町のプペル』を出版することになります(マジすごいね)。

そんな話の流れで、西野さんが、
「房野はどうしていけばいいだろうな」
と、僕に焦点をあててくれます(確かね)。
 
「それなんですよ」と僕が切り出そうと思った瞬間、
 
切り込んでくれたのは、トンボちゃん。
 
トンボ「それなんですよ! この前もね、房野とそういう話になったんです。で、僕が思う房野の才能って、物事を噛み砕いて、人に説明するところだと思うんですよ」
 
本当ありがたいことに、同期を心配する同期が、自分のことのように熱を持って話し始めてくれます。
 
西野さん「あーわかる」
 
それに同調してくれる先輩。
嬉しすぎ。
 
2人の横で僕は、ありがたさ溢れてモジモジとしかできません。
「大学生にもなったんだから、お酒飲む場所にも行った方がいいよ!」と、バーに初めて連れて来られた女の子が、所在をなくしている様子とそっくり(僕的にはその感覚)。
 

続けてトンボは言ってくれます。
 
トンボ「でもね、その能力をどう活かしたらいいかわかんないんですよ。西野さん、これどうすればいいと思いますか?」
 
前回2人でしゃべり、"解決できなかった部分"をそのまま西野さんにキラーパス。

すると、


西野さん「文字にした方がいいよ」


パス通ります。
しかもソッコーでゴール。

解決早っ。


房野「文字ですか?」
西野さん「そう。舞台やライブは面白いけど、記録に残らないでしょ? 房野がやってる歴史のライブ(このときすでに戦国の事をしゃべるライブはやっておりました)とかもいいと思うけど、一回やったらそれでおしまい。おもしろいことやっててても、それじゃ誰にも気付いてもらえない。ライブをやったら、それを文字化した方がいい」
房野「なる…ほど……」


少なからず衝撃でした。
何年も当たり前のようにやっていた舞台でしたが、後に残すなんて考えたこともなかった。
というか、一発のライブそのものには持続性がないという弱点に目を向けたことがないし、そもそも「ライブに弱点がある」という概念がありませんでした(逆に、刹那的だからこそライブって盛り上がるんでしょうね)。
 

畳み掛けてトンボちゃん。

トンボ「それ、どこにアップしたらいいんですかね?」
西野さん「今はFacebookだね」


またしても即答。
吉本始まって以来のスピードスター。
漫才も足も、お悩み解決のスピードも早すぎる。


西野さん「今Facebookは、才能を持った人、面白い人たちとたくさん繋がれる。オレが最近やってる仕事なんて、Facebookから始まったものがほとんどだし」


今も国内最大人数を誇る
『西野亮廣エンタメ研究所』(↑ココから入れるよ)
というオンラインサロンをFacebook上で展開している西野さん。

この頃が"西野亮廣" × "Facebook"の黎明期だったわけです。



房野「Facebookか……」



もう10年以上"道しるべ"となってくれている西野亮廣という先輩。


「何か恩返しを」と思っている合間に、一切の隙を与えず助けてくれるんです。


いつの日か、と思ってるんですけどね。


叶えないとですけどね。




この日も、大きすぎるヒントをもらった一夜でした。


『ろくでもない夜』での打ち上げが終わり、家までの帰路、家に帰ってからも、少し取り憑かれたように考えるのは、今日3人で話した内容のことばかり。


とにかく、、書いてみるか
文章なんて書いたことねーけど。。
書いたことないわりに、書くこと、嫌いじゃないしな……。
Facebookに書くとしたら、やっぱ……
歴史のことか…な……。
好きだし。


そんな感じで、とりあえず書いてみたんです。

家に帰った時から次の日にかけて。


で、Facebookにアップしたのが、日付変わって
2月28日(27日深夜)。






これが、













バズったんです。









つづく。



新刊のおもしろ作戦をみんなで話し合ってるのが、ココ↓だよ。

いろいろな内緒話やってるから是非。

で、本だよー!
『幻冬舎plus』ってウェブサイトでは、『超現代語訳幕末物語』の全文公開やってるからチェックしてね↓