今月でパーキンソン病発症から丸2年経過、3年目に突入しました。パーキンソン病ってそんなピンポイントで発症するもんだっけ?とお考えの方もおられるでしょう。

 

発症当時の2022年春頃、右腕から症状が出てきました。具体的には、筋トレ後に肘がカクカク笑う、ATM等の何気ない操作で右腕がギクシャクする等です。

 

安静時振戦は現在もまったくありません。正確には2021年の年末頃から、右側肩甲骨周囲にしびれ感を感じてました。肩甲骨の周りに腫瘍か何か(粉瘤やガングリオン等)出来てるのでは?と皮膚科に通ったり、整形外科でエコー検査等しましたが異常ありませんでした。

 

安静時振戦が無く、しびれ感があり、腕を動かしにくいという症状から自分では「筋トレし過ぎからくる末梢神経障害」と思い込んでました。

 

末梢神経障害にはビタミンBの服用が1番ですので、「アリナミン」を服用しようと決心。その日がたまたま5月1日だったのです。この日を自分ながら勝手に「パーキンソン病の発症日」としました(笑)「今日が5月1日だから、1ヶ月も飲めばかなり良くなるだろう」と楽観的に考えていたのを思い出します。

 

もちろん、アリナミンを開始してから6月になっても7月になっても、右腕の動きが改善する事はありませんでした。

 

「これは絶対何かヤバい」と強く思ったのが、5月だったわけですね。あれから2年。

 

無動固縮優位のパーキンソンは進行が早いという、情報をちょくちょく目にします。発症当初はこの情報で鬱がヒドくなったもんです。

 

私は思いっきり無動、固縮優先タイプ(というより安静時振戦はゼロ)ですが、今のところ進行はゆっくりに感じます。

 

現在エフピー錠✕2錠、Lドパ50 ✕4回の服用であの頃より腕の動きは良くなってます。たまにパーキンソン病である事を忘れる瞬間もあります。まさにハネムーン期のど真ん中。

 

今みたいに過ごせるのも、長くてあと3年くらいでしょうか。これからも巷に溢れてる情報を慎重に吟味して、エビデンスのしっかりした選択肢を選んでいきたいと思います。