すかいうぉーかー -14ページ目

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND











なんかふと「そういや、ブチ抜き日誌で書いて無かったかな?」と思ったので 書いておこう











俺がまだ、大型乗り始めて1~2年

当時のバイク屋「R」では
毎年 夏に、キョロロン村ってとこに泊まりでツーリングに行くのが恒例だった




当時は、最初の1台のD型(ZZR-1100)で
メータは320まであった(筈)








なにしろ、当時はイケイケだ

生まれて初めて200出したバイクだし、公道最速がスローガンだし
キリンでマスターが乗ってたヤツだし

邪魔な物は全てブチ抜いて、空いてる隙間は全部通り

アクセルは開けられるだけ開けて
喘ぐように、1mでも先にと


いついかなる時も
腹ペコの狼みたいな状態







まだ、色んな物が未熟だったが
動体視力だの反射神経だのは、悪く無かっただろうし

何よりもスピードが一切怖くないという、特殊能力を持っていた





ダブジーも良いバイクだった

今、思い出しても
あのカウル形状と安定感は、ハンパ無くて

200なんて、鼻クソほじりながら出せた












「R」は、ツーリングに対して ルールとかがうるさく無かった

誰がどう走ろうが、Nさんは最低限の注意しかしなかったし
飛ばすのが好きな客が多かったので、俺はいつの間にか いつも先頭を切っていた






東北道は、ご存知のように 広い所で片側3車線
やるには絶好のシチュエーション



“今日は出るかな”

いつもそんな事を考えていた俺は、この日も当然 狙うつもりだった








“じゃあ、出せばいいじゃん?”





出ないのだコレが

現行の隼とかがどうなのかは知らないが

どれだけ交通の流れが良くても、目の前には常に数台は車が見えているもんだ




実際にやってみると
250ぐらいまでは簡単に行くのだが、280の辺りから いろんな物が邪魔になって来る


注視するのは常に数100m先で

後ろも見ずに、急な車線変更をして来る可能性を考慮し
自分にしか見えない “行けるライン” をサーチし続け



風圧や気温にメンタル的な物も左右し始め
その中で、何かが心に引っ掛かれば 一旦速度も気持ちもドロップさせ
250~60ぐらいからのリトライ

ほんの少しの事が、とんでもない距離と時間をかけての修正を要求する世界



そして
次のチャンスを待って、また飴のように粘っこいメーターの針をジワジワ上げて行く作業になる




結局、この日も
宇都宮に着くまで、チャンスは来なかった












「日光・宇都宮道路?」



当時、まだ日本の道路の殆どを知らなかった

だが、何人かが言った
「お前なら、出せるかもな」



















「・・・!?」








凄まじかった

片側2車線
決して幅は広くは無いが、水平で見通しが良く、車が全く走っていない





しばらくの値踏みの後
俺は後方に1台だけ着いてくるハセを確認しながら、気持ちを固めた







やる


今日、ここで
一瞬だけ この為に全てを棄てる





若いよねー

独身って強いよね













上体をガッツリ伏せ

可能な限り両腕を締め込んで内側に

両足は数カ所で車体を締め上げ、とてもじゃないがコーナーリングには移行出来ない姿勢と力の入れ方

ステップも思い切り後ろに蹴り、根を張るように身体を車体と融合させる





250



270



直線だけでは無い

でも、そのまま曲がれる 限りなく真っ直ぐな高速コーナー




心臓が早鐘のように鳴る


違う
高揚してるのだ





世界が狭まる

凄まじい音がエンジンと言わず、マフラーと言わず、この為だけの存在のように雄叫びをあげ


それでも、力強いフレームはビクともせずに
全身を押し潰すそうとする鉛のような風圧を押し返す







280を針が越える









行ける








そう、拙い経験と勘が囁く





鈍く

ゆっくりと

上昇は止まず、重く強張った空間を
カワサキの “世界最速” が喰い千切って行く







・・・え?




風圧の中で震え続けていたブレーキレバーが

ゆっくりとコチラに押されている


即座に、人差し指と中指をグリップから放し 突っ張らせる

クラッチもか?











凄えな


ニヤリと笑う







数100mを使った、長く緩やかな
凡人には直線にしか見えないような竜の背を

数ミリ単位の身体の動作と、焦げ付くような焦燥感で

1が100になる速度域
可能な限りアウトに寄り



1mでも長く加速出来るラインを創りながら
たったそれだけでもドロップする針を睨み続ける












295







来る



“アレ”が

現実となって、俺の目の前に






















遙か遠くだった



影が1つ









ああ、アレは確実に絡むな




決めるのに0.1秒もかから無かった

俺は、ソレをこのままブチ抜く事に決めた







親指を動かし、パチりとハイビームを点ける










そのまま動くな

一瞬で終らせるからよ









邪魔したら殺す


もう、道理じゃなかった




左車線

敢えて、その更に左側































現在

もう、あんな事
面倒くさくて、やる気も無いが









それは

やり遂げた人間だけが言える、特権という価値そのものなのかなとも思う

















(降ったのか)








「お疲れでした」と、WRのセルを回して数分後

アンダーパスを2つくぐって、飛び出した高速の下で
路面が鈍色にライトを反射した








抜けの悪い天井付きの幹線道路



立ち昇る湿気と、心地良い秋の気配に身を任せながら



帰宅の途につくトラックやバンの合間を抜い

絶妙な手応えで回るグリップを 前に後ろに捻りながら
タクトを振るように、黒いガラガラ蛇が紅く輝くテールの尾を引いて行く




およそ、こういうシチュエーションにおいて
WRに勝てるマシンは居ない

刻々と変わる、流れの速さを
呆けた仕事上がりの脳みそで、適当に縫い上げて行く






だが、スピードは激辛だ

免許センターのCRTだかなんだかで
「反応と判断速度が速過ぎる。 集中力が散漫になる危険アリ」
とかなんとか書かれるのは、もう20年近いお決まりの文句だ



目の前の何がどう動こうが、それは俺のリズムに“溜め”や“抜き”を作るだけ


そして、その空白を 一撃で埋めるのが
WRの真骨頂なのだ









もう、半分 寝てるような
覚醒度20%ぐらいのトランス状態で、 詰まり気味の車間を流していると



ミラーに小さな光点が揺らめく















(・・・だからぁ)






流してる俺の後ろを、いつものように何かが追い掛けて来る


この道路は、血の気の多いのばかりだ



信号で停まると、すぐ横にデカいスクーターが 耳障りな音を上げて並んだ

コチラを凝視する







信号が黄色から赤に




飛び出す


隣りが だ







青になるのを確認してから
スッと、WRの前輪が停止線を跨ぐ





2速






3





4






空気が歪む


みるみる迫るテール




400だか600だか知らないが、コチラからしたら鈍牛でしかない






右に左に動く前走車達の流れを綺麗に読めない黒いデカ尻が、 俺の前で往生際の悪いテールランプを右に左に振る







5まで上がっていたギアを、2つ叩き落とす



右に来るだろうなと思っていたトラックのウインカーが光った瞬間には
俺はもう左から前に出ている


あっという間にミラーの中で小さくなる光









だが



黄色になった信号を見て、アクセルを抜く

只の通勤だ、無理はしない





数秒後に
再び並ぶ2台

















(まだやる?)


































ソイツはもう


俺が発進するまで
アクセルを開けようとはしなかった


























埼玉の奥地に研修に行かされた帰り




浦和駅のホームで、待ってるのが京浜東北線の蒲田行きなどと言う
俺のような世間知らずには いまいちピンと来ない状況


でも、よくよく考えてみると
国内だったら、足を踏み入れてない県の方が少なく
こんな、ごろ寝大好きな出不精でも 世界は着実に広がって行くのが、なんだか楽しかったりする








暇潰しにコンビニで買った『Go out』を読みふける






CHAMSにHelinoxにKarrimor

OSPREYも、MYSTERY RANCHも



こんなに格好良くて、しかも実用性がお墨付きな物達が溢れる中を
年に数個の『自分にとって、どストライクな物』を探す楽しみ



日常は勿論、当然バイクにも活用が出来たら




キーリングに使ってるAustrialpine製のクライミング用のカラビナ

昔は小さくてシンプルなのが好きだったが、このゴツくて耐荷重数100kgのヤツは 以外にしっくり来た






ARCTERYXのワンショルダーのバックパック

WRに乗る時に背負いたいと考えて探し始めた形の中で、唯一気に入ったデザインだったが
見付けた時点で既に型落ち

オークションでアラート設定し、1年かけて見付けた













なんかこう
性に合っている

そんな感じ







本当は、ボルダリングも行きたいし
イレブンクライマーも目指したい










んで

最近、段々頭の中で形になりつつある物がある






ラフティングもキャニオニングも楽しかった

キャンプツーは大成功だったし、去年のパラグライダーや

夫婦で大好きなフェス


釣りも、バーベキューも、耐久レースも




そして、最近行ってみたい
猪苗代湖や朝霧jam


















なんか



コレ、一緒にやれねぇのかな







全部がハードじゃなくて

たまに、バイクみたいにガッツリと
そんじょそこらの奴には負けない分野もありで

















まだ
何をどうするのかは、自分でもわからない


















でも、何か出来そうな気がする












最近 ナイフが気になる

なんか、昔って
実際に使いもしないのに、バタフライとか流行った時期があったけど
ああいうのは、あんま好きじゃなかった



俺はやっぱり「使いもしない物は持たない」ってのがあるので
実際に買うか分からないけど



ちょっとアウトドアの真似事したせいか
クライミングナイフや、アウトドア用の包丁がチラチラ気になり始めてしまったのだ


夜、本当に人里から離れたとこで星空に抱かれて寝転びながら
“今、熊だの猪だのが出た時に、何か持ってたいよなぁ”とかね



んで、今時はネット社会だから
まぁ出て来る出て来る






































































































本当は刃物なんて
使わないなら、持っちゃいけないと思うんだ





でも
綺麗だし、カッコイイ


それで良いかなぁ と






























・・・え?







コレ、違うよね?


売ってんのコレ??

































・・・いや


え?





まさか、コレ





























うおおおおおおおおおおおお!!!






(今回 オチなし)














あんたら夫婦は




どんだけセンスあんだよ
















あのね

なんつーか
何も注文してないのに、こんだけニヤニヤさせられるのは

もはや天賦としか言いようが無いです




動きを完コピしてる訳でも無いんだよ

そんなに凄い事やってるんでも無い





でも、楽しいんだよ

ニヤニヤさせてくれるんだ





























ブルースブラザーズ観てるみたいだった(笑)












キングが「ホットロード」を観に行こうと、職場の同僚に誘われた





本人は、相手役の薬剤師(族風当て字)が気に入らなかったようだが

俺は「いや、イイんじゃね?」








まぁ、族の兄ちゃんと 引き篭もりの姉ちゃんの 情愛を描いて(多分大幅に間違っている)





原作を1㎎も知らないが、俺の少し上の世代にはバイブル的な存在みたいなので

それなりに面白いんじゃないのかなーと思ってたのだ




花のあすか組とか あの辺も読んでみりゃ面白いもんな(イメージ的に同列)



















「面白かった!



CBRカッコ良かった














(   ̄d_ ̄ )













しぃびいあぁるぅ?




ああ

また、あれだろ?


仮面ライダーとか、ドラマとか
あの辺で使われてるバイクがHONDAばっかなのと同じで



適当に今風にイジられた設定で
ダサい、どノーマルの現行車が 族に似つかわしくないのにゴリ押しで使われてるんだろ?






まぁ、話が良いから
そんな場違いな単車も、良く見えて





































全然違った





ウエマツ協力の、ガチバイクだった

















ちなみにワタクシ





ホットロードの何たるかを、どっかで誰かに説明されたのですが

それまで、勝手に『ペリカンロード』と勘違いしてました(コレも未読)





















ドアを開け


階段を降り




ロックを外し、カバーを取り去り




キーを挿して回し







明けの街を照らすライト

まだ薄蒼い世界








右でも左でも

上でも下でも






好きな服を着て

好きな装備を付け








開ける 戻す

行く 退く






全身を風で包み


















結局


あの場所へ帰る




嫌な事はやらなくてイイ



だから























俺が死ぬ時まで


誰にも なんにも言わせない
















水上って良いとこだねー

水も綺麗だし




潰れたホテルとか、朽ち果てた建物とかあるけど
ラフティングや、冬のバックカントリーとかが盛んみたいで

ココも、外人のガイドとかがタトゥー丸出しでウロウロしてて 現在のアウトドアの格好良さが具現化してて良い




とりあえず、昨日はラフティングやった
初心者でも何も難しい事しないし、半日楽しく水遊び


ガイドさんが、安全なとこを教えてくれた上で、4mぐらいの岩から飛び込ませてくれたり


7人が1つのボートで協力したりふざけあいながら、2時間ぐらい川を下る








今日は、朝からキャニオニング


行って来まーす













生まれ持った脳細胞の数


教えてくれる人の質


出会う友達の種類


体験する内容





何だろう




俺は、自分は頭は悪くないと思っていて
思ったよりも全然バカだったと後天的に思い知った口だ




ただ

思い知る事ってのは 非常にデカいチャンスでもあって



それをどう活かすかとか

何故上手くいかなかったのかとか







そういった物を糧に出来て
1/100歩でも前に進めれば


10年後には、それに気付かなかった奴との
もはや埋めようのない差が存在している事にも気が付ける












自分の人生ってのは
自分の時間軸と、積層でしか無い




だから、そういうのは 自分の目と脳味噌で知覚するだけに過ぎないが


何がバカなのか知りたいのは
バカになりたくないのと同義だから、どうしたって“ポイント(点数)”が生まれる訳だ








パッと見、バカだったとしても
それが、全ての面でそうとは限らない


そう思ってる自分が、後からみたら そのさらに下を這いずってる事だって有り得るし

何よりも、自分がバカかどうかなんて
決めるのは周りの人間なのだ









じゃあ、何を“定規”にすれば良いのか





そこら中に落ちてんだよ

ちゃんと見ろよ

探せよ




だから、ただの美人とか嫌いなんだよ俺は















良い結果を残せる奴と、そうでない奴






それは、物量でも良いし 値段でも良いし 人数でも良い



でも、決して目に見える物だけじゃない













だから

俺が怒るってのは、それだけの価値が蔑ろにされてる事が多い










ガキの使いじゃねぇんだ

日常が仕事に埋もれようが、麻痺しようが


何百万の見積りや売上が動く事やってんなら
それだけの誇りや情熱を持ってヤれ





相手に対して、どんだけ失礼か分かってない上に
探そうとも、気が付こうともしてないから

挽肉にしても心が痛まないぐらいの鬼に、俺がなるんだよ







考えろ


気が付け









そして、そういうのは 見るだけで分かる








どうやら

俺も少しはマシな“大人”ってヤツになれたらしい