年々、旅ってもんに感動が減って行っている
コレは別に悪い事では無くて
出発前、なんならその1ヶ月前からの「未知」に対する期待と不安が
社会人になったり、バイクに乗ったり、遠方に友達が出来たりで
色んな所に行くようになって、日本全体の様子が知識として積み重なっていったからだ
「何処に行こうが、国内である以上 最低でもこれぐらいの水準にはある 」みたいな
これは、東京で産まれ育ってしまった人間の持病みたいなもんである
田舎だの、地方だの
そういう言葉
目に映る
五感に飛び込んで来る全てが新鮮だった頃
100ある選択肢や事物が、かなりの割合で「既知」となった現在
何を用意すれば良いか
交通手段や、それに対応した予定の組み方と段取り
事前に調べておく事や、いざと云う時に必要な物
逆に、意外と要らない物など
予算や、用意出来る物 買わないといけない物
何処でも売ってる物
1日や2日、普段のように出来ないからって死にゃあしないし
時間も予算も有限なのだから
自分の感覚に耳を傾けて、ポイントポイントを抑えたスケジュールを組み
どうとでもなるように、隙間を大きく取り
実際に行ってみないと分からない事は、ぶっつけで判断できるようにしておく
交通手段も、嫁キンの車を提案した
1週間もあるのだ、往復の運転を除けば 全てに於いて優れている確信があったし
何よりも、このコンビなら
かかる時間はかなり短い(笑)
着替えと、アメニティ
ガイドブック2種類に、多少の暇潰し
あとは、お互いにスマホと充電器さえあれば
全く問題なく
四国に対する予備知識は全く無かった
いざ、本を見てみて「なるほど」と
香川 徳島 高知 愛媛
名前は知っていても、その並び方や
聞き覚えのある街・観光名所の名前何かは はっきりとは知らなくて
徳島なんかはzennyさん居るなぁとも思ったけど、今更 連絡の取りようもない
行ってみると
関西と言うよりも、九州に近い物を感じた
海や山の穏やかさと暖かさ
肩に力の入り過ぎてない、人と暮らし
いつもと同じだ
費用と足さえあれば、どうとでもなる
事前に決めておいた事を骨子に
2人で旅をしながら、通りすがり
アレ行ってみよう とか コレ寄ってみよう とか
結局、全部は無理なのだ
どんだけ本でお薦めになっていようとも
それが、俺個人にとって良い物かどうかは分からなくて
それでも、自分で選んで行ってみたなら
ダメでも悔しくはないし、良ければ喜びは増す
その時 その時で、好みだって変わる
そういった感覚は、移ろい行くんじゃなくて
タイミングだと思う
言い方を変えれば「縁」
元々、旅心なんて無かった
生粋の面倒くさがり
だから
コレは

やはり「縁」なのである