「宇宙一のロック やってイイすかぁっっ!!?」
1万近い観衆が、威圧感の全く無い 純粋で力強いMCに沸騰する
サンボマスター
なんて、前向きで楽しくて 熱い気持ちにしてくれるバンドなのか
「あの日から、何も変わってねぇよ! 何も変わっちゃいねぇ!!!」
3.11
福島出身の、Vo.山口 隆が
ああ
コレは、レイジ(RAGE AGAINST THE MACHINE)と 同じだ
ただ 違うのは
文句を言う訳じゃない
糾弾したり、弾劾するのでも
ただただ、燃えるエネルギーをアンプで増幅し
"あきらめるな やるしか無ぇんだからやるんだ
俺だけじゃない
お前だけでもない" と
巨大なスピーカーから 東北の空へと打ち放つ
その歌詞に、愛と勇気と真摯な想いを散りばめて
2日目は、更にのんびりだった
昼前の、そんなに強く観たい訳でも無いのは 一切観ず
昼頃から、ゆっくりと
ミチノクからバンエツへ
午前3時大将のハンバーガーを買い
レジャーシートを敷いて、寝転びなからハナレグミを
コレは、最高に気持ち良かった
夕方前の、気怠く 生暖かい陽射しと
草原を渡る、少し冷たい風
ハンバーガーとビールに、永積タカシの透き通る唄声
そのまま、半分昼寝をしながら
次を待つ
「おっ」
ステージに目をやると、さっきまでと比べれば半分以下の客だが
静かで楽しげな雰囲気
結構近くで観れそうだったので、ムクリと起きて 歩いて行く
リズミカルなビート
跳ねたスネアにベース
それに合わせて
赤いドレスの、2人の女の子がダンスを踊る間で
黒いスーツ姿の
背の高い 眼鏡をかけた男が
凄まじい"何か"を発しながら
キレのある動きで体を揺すり
「いくよ? アラバキ」
歓声
鋭いターン
エロティックな手の動き
「アラバキ ベイベ!」
また、歓声が
ダンスは更に加速する
「いくよ? アラバキ?」
ベースがうねる
「準備はイイ!?」
もう、待てない と
観衆が両手を上げる
「アラバキ ベイベ!!!」
ダンクシュートも、君が大好きも
なんつーか、すげー楽しかった
久々に「良いライブを観た」っていう
新鮮な感じが
岡村靖幸は
曲間にかなりの休憩と
水分と、何だか妙な 赤いチューブに入った宇宙食みたいなのを必死に口にしていた
でも、良いアクトをやろうという気持ちや
オーディエンスが喜んでいるのを、幸せそうに見ている表情が印象的で
この日、俺は彼の事がかなり好きになった
また、ライブ観たいなと
本当に思えるぐらいに
暮れ始めた、山間の帳を横目に
シャトルバスで駐車場に向かう
まだ、フェスは続くのだが
無理して観たいほどのは無かったし、寒さも更に増していた
疲れがあまり残らない程度の引き上げ方
そんなのも、フェスの良い楽しみ方だと思う
キャンプ道具を山のように抱えているお父さんと、その横で すっかり寝てしまった子供を抱えたお母さん
そんな人も、来ていて
本当に時代が変わったんだな と
また 来よう
まだまだ
こういうのは、形を変えて 楽しみ続ける事が出来そうだ
(了
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