東北道 村田インターは、そのまま菅生サーキットへの道にもなる
どういう縁だか、俺は僅か半年でこの地を再訪し
「アラバキ ロックフェス」に行く事になった
最後の「ロックインジャパン」からだと、野外フェスもかれこれ10年近く行ってなかったが
チケットの予約から何から、あの頃とは比べ物にならないぐらいに進化していて
いくつにも分けられた、来場者用の駐車場の1つから見下ろす山間の巨大なキャンプ場は
数え切れない程の客が思い思いの格好で荷物を背負い、手慣れた感じで会場に続く列を作っていた
アラバキは、洋楽主体のフジやサマソニとは違う
そのせいなのかは分からないが、客の格好も昔とは違って アウトドア系がほとんどで
カラフルな青やピンクの群衆の列に混じりながら
タトゥーやドレッドやシルバーアクセの、ロック野郎共は何処に行っちゃったのかなー などと、くだらない事を考えながら、ゲートでリストバンドのチェックを受ける
随分長い事遠ざかっていたが
こうして、またこの世界に触れる事が出来るだけでも 本当に嬉しかった
キャンプ場と言っても、かなりの規模で
きちんとした舗装路で移動ができて
大きな公園のような会場の中は、各ステージの間にきちんと仮設トイレやゴミ捨て場も設定され
客層も様々な感じで、皆一様にフェスには慣れている様子だ
スタッフに貰ったマップとタイムテーブルを見ながら、自分達の観たいアーティストの出演ステージと時間を確認して予定を最終決定する
端から端までとなると、歩いて2~30分近くかかるぐらいの距離があり
昔のフジと違って、メインステージに張り付いてれば良いって事も無く
それなりに観たいのもあれば、絶対外せないのもあるけど
その辺は大勢は同じになってしまうが故の振り分けであり
諦めるのは諦めないとコッチが大変になってしまう
1日目は、天候がイマイチで 降ったりやんだりする細かい雨と
かなりの風が冷気を纏い、野外フェスとしは結構過酷だった
適当に腹ごしらえして、一番手前になる「BAN-ETU(磐越)」ステージへ
小川と草原、放牧地
牧歌的風景の中を、足の速い雲が流れて行く下で
色とりどりのオーディエンス達が、自分達の好きな音楽の為に列をなして移動して行く様は
さながら、ジプシーのようだ
麻か何かで作られ綺麗に染め抜かれた旗のような物が並ぶ"街道"の脇では
東南アジアっぽい服飾品や小物が売られ、DJブースやヘナタトゥーの店まである
素直に歓心する
こんなにも、フェスという物が成熟していたなんて
まずは、「ZAZEN BOYS」だ
NUMBER GIRLは、俺がベスト10に挙げられるぐらいに好きなバンド
SONIC YOUTHに始まる、あのオルタナティブな感じとは変わってしまっていても
生で見る向井さんは 俺の胸にジンワリと来た
少し戻って「THE NOVEMBERS」を初めて観る
耽美的なイメージがあったのだが、あんなに爆音で演るバンドだとは思わなかった
ワンマンをわざわざ観に行く程ではない
それがつまみ食い出来るのがフェスの良い所だ
バンエツに戻ると、到着寸前で 懐かしいイントロが聞こえ、歓声が上がった
いきなり『ペピン』からかよ
浅井健一は、強風に煽られながらも 相変わらずの美しい弦の音を響かせ
貫禄充分のステージで客を沸かせる
『スウィートデイズ』に『サリンジャー』まで
会場のボルテージが上がる
そのまま、仲井戸麗一と中村達也の「the day」も観たかったのだが
振り切るように、会場の一番反対の「MICHINOKU(陸奥)」に向かって戻る
本当はその後の「the birthday」は、メチャクチャ観たかったんだよ
でも、仕方ないんだよ
苦渋の選択なんだよ
少しの休憩を挟み
タワレコやwindowsの企画ショップを冷やかし
本日のメインだ
ミチノクの会場は、既に入り切らない人が溢れ出し
風にはためく荒吐の旗と合間って、合戦前のような緊張がただよっていた
(続
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