日曜日よりの使者 #6 | すかいうぉーかー

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND
























黒い猟犬が、後ろ脚で力強く路面を蹴る



軽く魂を抜かれる加速で、ホームストレートを駆け抜け 勢い良くアウトに跳ぶ

一瞬で1コーナー進入の体勢を作らされる





(速い)





明らかにDトラとはランクが違う

"足りない"と感じない






タイヤとフレームの感触を伺いながら

一応 アクセルを弛めて倒し込み、緩やかな左





すぐに かなりキツい左


純正のウェーブディスクが、キャリパーに"ムンズ"と掴まれ

大きな力が車体を押し返す





ストレート



既に
その先の左のヘアピンを睨んでいる


後ろ→前と、身体を引っ張られながら
殆ど徐行に近い所まで減速し

これも様子を見ながら、倒し込む






(どんぐらいだ?)





結構なバンク角だ

路面の手触りに神経を集中
アクセルは、まだガバ開けはしない



軽く加速してすぐに右だ

180度回頭
我慢の時間



そのままS字になる

切り返しのまま加速して、蛇の腹のようなクリップを舐め

何処からどれぐらい減速すればイイのか分からないまま、右→左




ここで、崩れる
最も詰める必要があるのは、多分ここだ

落とし過ぎた速度にGが抜け
早くからアクセルを開けられる状態が作れない



トドメの左を回り込むと、加速し過ぎたコチラの足下をすくうように また左






最終コーナーが見えた


勢い良く飛び出して、あっという間のフルブレーキ


ここも肝だ

ホームストレートへ出るのに、最後の右なのだが
絞ったように回らされるRに、脱出の角度が決め難い



その先が道幅がある為、適当に加速しながら コース幅いっぱいに立ち上がると、大きくアウトに戻らなければならない









「え!?」




3周もしただろうか

ホームストレートの加速で、エンジンがレブった

タコメーターが無いので分からないが
状況に速度が引っ張られて、つい回転を上げてしまっていた





だが WRは凄かった


車体は綺麗に安定したまま

全くコケる気がしない



回転を抑えて走ろうと意識しても、シフトダウンがとっ散らかり 立ち上がりでうまく前に出ず

結局は感覚が不和を唱えて、右手を捻らせる








"Gを張れ"






自然に

内足が横に



俺独特の「バンクセンサー」



シートの角に座り始め

胸の下で、フロントタイヤが カチリと収まる






(そうだ)








トリッカーじゃ、得られない感覚




懐かしき「OVER-ALL」









モタード









Dトラッカー












帰って来た

































最初の15分は





あっという間だった


(続




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