現場から直帰になり
ちょうど帰り道にNapsがある事に気が付いて、寄ってみた
冬の夜空の中でも煌々と水銀灯が灯る 入口前の駐車スペースを見て、軽い安堵感に包まれ
空調の効いた店内に入ると
所狭しと並んだバイク用品の列に、久し振りの高揚感の"無さ"に懐かしさを覚える
相変わらずなアパレル類を横目にスルー
マジックテープがイカれた ネックウォーマーの代わりを1つ取り
そのまま、グローブが雑然と並んだコーナーへ
ツナギとブーツは買った
グローブを買っていなかった
バイクを除けば、人生でも最大に高額な買い物だったので
グローブぐらいは、適当な奴をおいおい探せば良いかと思ったのだ
いかにもレース用な感じの1角の前に立ち
ザッと視線を走らせる
「ウン。やっぱり無ぇな(笑)」
アンテナにひっかかるのが だ
だが、それはあくまでも"見た目"の話しである
元から期待はしてなかった
どうせ、草レースの世界自体が 俺の好みとは逆行したデザインの世界なのだ
車体は別として
自分が身につける前提で考えるなら、装備品やらなんやらで良いと思ったのなんてロッシ関係だけだった
最近は、MONSTER-YAMAHAなんかは かなり格好良いけど
あんなもん、市場に降りてくるのは 何年後か分かったもんじゃない(一応、グローブはあったが✕)
アルパインスターだの、タイチだの、SPIDYだの
とりあえず、手近なヤツを手に取ってハメてみる
「・・・オイオイ」
キツい
入口は仕方無いとしても、完全にハメた状態で指の長さは どうやらちょうど良いのに
掌全体が締め付けられる
軽く曲げ伸ばし
話にならない
最近流行りの、第二関節の所のプロテクターがモロに当たって痛いし
アクセルを開ける動作をしてみると、小指側の掌の側面が 不快なぐらいに締まる
こんなんじゃ、走ってるウチに腕が疲れてしまう
だが、ワンサイズ上げると指先が余る
余るのに、同じような部位が違和感を唱えるのは変わらない
値札を見る
「27.000円だぁ?(汗) 」
呆れて物が言えない
確かに、掌の大きさなんてマチマチだろう
だが、この値段でこんなもん買って 1分1秒を争えと言うのか
人体で最も繊細で敏感な、操作の半分以上の割合を占める箇所の装備なのに
他のも試してみる
感覚的には、結構な違いはあった
メーカーやデザイナーによって、考え方が違うのだろうか
だが、大雑把に言えば 操作の邪魔になりそうな面は変わらないようだった
物の値段なんて、需要が少なければ上がる
それは分かるが『GPライダー愛用』みたいな写真と文句を謳ってるのまであるのに
このお粗末さはどうだ
「それだけ、難しいって事なのかなぁ・・・」
5本の指
掌
手首
可動する部分の多さ
プロテクトする役目
せいぜい4~5サイズにしか分けられない事情
その中で、自分の手にピッタリの物なんて
もしくは、革製品である以上
馴染むまで使い込んで、やっとなのだろうか
防護の役目を果たしていれば、そこそこの余裕を持たせて 操作をラクにした方が良い気がするのだが
それとも、俺の手はそんなにデカかったのか
春になったら、買った装備を身に着けて 箱根にでも行こうとは思っている
長年の"主義"には反するが
体を慣らしておくぐらいの事は、やっておかなければ『仕方』がない
だが、その予定であっても
コイツらを買うのには、ちょっと気持ちが動かなかった
まあ、別にまだ焦る事は無い
量販店に何気なく入って探すと、こういう感じである事はよく分かった
だが
もしかしたら、オーダーメイドが1番必要なのは
グローブなのかも知れないと
ちょっと、思ったのだった
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