ヨコさんの店は、俺の家からだと結構あって
路線も違うので、バイクを預けるとなると帰りが結構億劫なのだが
まてよ
「スーさん」
スーさん「ん?」
「阿佐ヶ谷でしたよね?
帰り、乗っけてってくれません?」
スーさんはもう50歳近い年輩だが
結構ヤンチャな人でバイクはFZ-1
簡単に言えば、アップハン版のR1だ
実は、俺も結構好きなのである
「キュボゥッ ヴォッ ヴォッ ヴォッ ヴォッ・・・」
んー
まんま、R1の音だな(エンジン同じ)
そういや、俺
この人が走ってるの 見た事無いんだよな
きちんと幅のあるタンデムに座る
左右には、デカいグラブバーもあるし こりゃ、ラクそうだ
スーさん「んじゃ、行くぞ」
はーい
ドン
ちょっと、ダンナ
マジで落ちそうになるのを、穴掘りで鍛えた豪腕で耐える
両膝で、このオヤジを締め上げて耐えたいのだが
なんか失礼な気がして出来ないし、ブレーキはもっと無理
肩や腰に掴まるなんて、死んでも嫌だし
ステップを蹴ろうにも、タンデムだと位置が近過ぎる
この人、もしかして後ろに人乗せた事
・・・無いな
この運転は
絶対に、1人の時と同じ事やってるよ
兎に角
全てのアクションがドぎつい
150~60psあるのだから、あらゆるGがキツいのは分かるけど
もうちょっと滑らかに
遥か彼方で、信号が黄色に
それでも、耐えようと
ステップを前に向かって踏ん張り 減速に備えて
加速すんのかい
三途の川に首まで突っ込みながら、グラブバーを全力で捻り上げる
ウィリーすんなよ!?
本当に死ぬぞコレ!
って
あ
なんか、ファミレスから ババアの運転するBMWが
全然 コッチ見てないよなアレ
ふぬおりゃあああああああ
腕の筋肉がビキビキと音を立てる
24号の給湯器ぐらいなら、片手で普通に持ち上げるが
自重+加速度となると、もはやヤマハの設計を越えるレベル
"ババア! 殺すぞ!!!"
と、メットの中でレーザービームのようなガンを垂れていた首が
いきなり、真横に引っこ抜かれる
ちょっと!
グラブバー折れる!!
マジで折れるよコレ!
バス2台とか抜かなくてイイから!
そんな、狭いとこ このスピードですり抜けなくてイイからぁああああ!!
電車で帰りゃ 良かった
orz
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