昔むかし マドモアゼルがヨーロッパに住んで居たこ頃、時々エルメスに行くことがありました。

 

当時は今ほどブームでもなく、普通にお買い物ができる場所でした。

 

巴里のソルドなども、一般でふつーに入れて、赤いビブラート ピコタンを480ユーロで買ったのも

今は昔・・当時の感覚で7万円くらいだったかも。

エブリンはブティックで980ユーロでした。友人に買ってあげたこともありました。今でも覚えている今は無き?クリノランのが1300ユーロ。今この金額ではお財布も買えないはず。

 

お店も呑気で、別の国に引っ越す話をしたら、記念にナイルの庭のシャワージェルとボディクリームをもらいました。太っ腹!

(その後次の国から引っ越す際にも、その町のエルメスでケリーのボディクリームをくれたので、ギフト指定だったのかしら)

今はくれても香水のサンプルくらいかもね。

 

たまーのお買い物を楽しんでいたのに。あれから10年ちょい一体何事が起きたのでしょう・・。

マドモアゼルは勝手にこれは石油と中〇の台頭のせいでは、とひそかに思っています。

高級ブランドがなりふり構わなくなったのと時期がかぶる・・・映画でギャガ様が嫁を演じた GUCXXなんかまさにそれ。

おそらく中華圏の旧正月に捧げてるであろう、干支モチーフが出たときに確信に変わったの。

 

おかしなデザインが増え、値段が上がり、質が下がる・・店舗が増える・・

嗚呼残念・・まあLVMHの札びらでブランドの顔叩いて買い漁る態度にも物もうしたいけど、それ はまたいつか。

 

部屋の掃除をしていたら、こんな雑誌が・・・1999年発行のブルータス。

値段をみて、ため息・・。

 

皆さま、それでも買われますか?

 

(マドモアゼルも欲しいのはやはり買ってしまうのですけどね)