放射能について(其の三) | クライミングジムGAN'S

放射能について(其の三)

こんにちわー( ´ ▽` )ノ

もうすぐでGWが終わっちゃいますねぇ(´Д`)

って事で放射能について(其の三)行きますよー(何の脈絡ナスww)

で、この放射能シリーズなんですけど

もちっとスローペースで更新しようかと考えてたんですけどね。。。

事実が見えてくるとそうも言ってられないわけですわ

早くみんなに知ってもらって自衛をしてもらえれば

それだけ影響も最小限にできるからね























あ、そうそう

このブログにアップしている事は全て事実です

が、このブログを読んでどう判断し行動するかは

個人個人の考え方次第です

それでも「安全」と考える人も居れば

「危険」と感じる人も居るでしょうし

「じゃーどうしたらいいの?」と不安になる人も

居るでしょう

「健康に影響が出ないから安全」と言って

何もしてくれない政府東電をあてにしていても

しようがありません

自分たちの事は自分で出来る限りのことを自衛しましょう

何度も言いますが


「安全でないものを安全と言う方が風評です」


前回では外部被ばく(空間放射線量)についてアップしたので

今回は内部被ばくについて少し。。。


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被ばく = 外部被ばく + 内部被ばく です

外部被ばく=主に空間放射線量

内部被ばく=水+呼吸+食物


「粒」で飛んできた放射性物質は
さまざまな形をしているので、
これを一括してチリと呼んでいます。
つまり、放射線を持った細かい粒です。

原発事故の時に人間は主として、次の被曝を受けます.

1) 原発からの直接の放射線
(これは原発での作業員以外はほとんどない)

2) 原発から飛んできたチリが身の回りの空気に浮いていたり、
壁についたり、床に落ちたりして、チリからでる放射線を受ける
(これがほとんどの外部放射線)

3) 空気中のチリや地面から巻き上がってきたチリを
呼吸で直接肺や胃に入れる(内部被曝の第1)

4) 水を飲むことによって水の中の放射性物質が胃に入る
(内部被曝の第2)

5) 食物を取ることによって胃に入る
(内部被曝の第3)

6) このほか、衣服に付いたり、
お風呂に入ったときに皮膚に付いたりする被曝もありますが、
かなり少ないので、普通の状態の時には無視しても大丈夫、
などです。


今回は(3)で、空気中のチリを体内に取り込んだ場合で、
母乳などに放射性ヨウ素が出たのは、これが原因です。

基礎的なことですが空気中のチリを吸って肺や胃に入っても、
食物を食べて入っても、基本的には同じ被曝です.
従って、計算式は、
(空気中のベクレル(1立方メートルあたりのベクレル))

×(呼吸量=1日8立方メートル、年齢と性別、生活で違う.別図参照))
×365日
×0.00002(ベクレルとミリシーベルトの換算)

で計算できます.
たとえば、福島市では3月20日には230ベクレルもあったのですが、
今では福島原発からの放射性物質の放出量が100分の1になったので、
2ベクレル程度になっています.
(今でも福島原発では水蒸気等で1日15兆ベクレル放出され続けている)

つまり、
2×8×365×0.00002=0.12ミリシーベルト
となり、1年の限度の1ミリシーベルトの10分の1になり、
注意を要する量であることが判ります.
また、3月20日にはこの100倍ですから1年間で12ミリシーベルトの
被曝をする環境にいたことになります。
ただ、この量は「1年間続けて」ですから、福島市は3月20日に、
この365分の1、約0.03ミリシーベルトの体内被曝となります.

特に子供さんの被曝は地面に近いから注意です。
理由は、この「チリによる体内被曝」という点でお子さんは厳しい環境にいるからです.
お子さんが運動をすると地面に近いので、
地面に落ちているチリが舞い上がって、それを吸うので大人の数倍の被曝を受けます.
しかも運動しているので、別表のように呼吸量も多いのです.

郡山市が小学校の校庭を綺麗(除染)にしたのは素晴らしいことで、
お子さんに取ってみれば「地面からの放射線」と
「地面から土(チリ)が舞い上がって、それで体内被曝する」
という二つのことが5分の1になったのですから素晴らしい事です。

$岩妖怪のブログ



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今回は内部被ばくの一つ「呼吸」についてアップしましたが

次回は水や食物についてアップしたいと思います。