「スメッジング」という足技があります。以前某ジムのコンペ後、安間さんの話を聞いて知りました。スラブ壁でちょっと練習してみたこともありますが、完全に勘違いしてました。。
今回そのポイントを理解したような気がするのでまとめてみました。
T-WALL新橋のマンスリーの2級課題でスタート後2、3手の間めちゃくちゃ悪いフットホールドを踏まないといけない課題があるのですが、なんとかスメッジングで切り抜け完登することができました。
靴の性能、ダレ具合とかにもよるのでしょうが、エッジングに優れていると思っていたBooster Sでは足が外れてしまい全然前に進めず悩んでいたところ「やっぱ靴でしょう」という助言があり、試しにCobraにしてみたら意外に粘ることが判明。
でもやはりソールが柔らかいので粒スタンスに乗れないため、足の向きを変えたりしていた時に偶然スメッジングの足置きを発見しました。
どうしたかというと、ソールのエッジをスタンスに載せるのではなく、スタンスのちょっと上につま先を置いて、そのまま押し付けるようにするとがっつりゴムにスタンスが食い込みます。
似たような踏み込みはBooster Sでもやっていましたが、なぜかうまくいかなかったです。しかしよくよく考えてみると「足でカチッてたから」ということだと思います。
たいてい悪いスタンスに乗るとき皆足で「カチる」と思うのですが、スメッジングするときはむしろ足の指の力を抜いたほうが決まるようです。
Booster Sでスメッジングができなかった理由は、指が曲がりすぎているため面で押し付けようにもソールがその角度でスタンスに当てられなかったからだと思います。
ちょっと目からウロコというか、いい勉強になりました。
とはいえ、これでBooster Sが否定されたわけではなく、前傾壁で悪いスタンスはBooster Sの方が使えると思います。