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旦那さんが膀胱がんになりました

ある日突然「膀胱がん」と宣告された妻の見守り日記

旦那さんは、今日は比較的元気に会社に行きました。

私は、午前中は税理の先生がきて決算のお話でした。

 

今は、会社に一人です。

前回の診察で涙を流した理由を探してみるも、

未だにわかりません。

 

心が弱っているのだから、

何か自分にごほうび、ごほうびと探しています。

 

お昼から戻ったポストの中に見つけました!

 

エステのフェイシャルのチラシを発見おねがい

 

3回できて、9800円と書いてあり、

さっそく電話をかけて予約をしました。

 

でも、この種のチラシは要注意です。

これは魚の餌のようなもので、

次に行ったら、何十万というチケットを勧められるから。

 

この金額だけで終わらせるよう

覚悟を決めて行ってまいりますウインク

 

んっ?

ごほうびなのに、覚悟?(笑)

 

 

 

6月6日は、かえるの日だそうです。

けろ(6)けろ(6)の語呂合わせとか。

 

この日、ガンセンターに診察を受けに行きました。

先生に聞きたいことはたくさんありました。

 

先生からのお薬確認が終わり、

「委縮膀胱の恐れは?」と尋ねる旦那さんの問いに

「治療続ければある」と言い切る先生。

 

「7割完治・3割についてはどうか?」の続いての問いに

「わからない、尿の細胞診をしてみないとね」と答える先生。

 

「今の状態だと不安、どうなったら良くなったとなるのか、

頑張る何かないんですかね」と続ける旦那さん。

 

「5/15・5/23の2回の尿検査では

良い結果が出ているけど、今はわからない」

 

一問一答の会話のラリーが続きます。

 

私は、思い切って先生に尋ねました。

「BCG治療がきかない人向けの治験があると聞いて、

先生は治験は肯定的?否定的?どのようなお考えですか」プンプン

 

「私の尋ね方がきついんだよ」と

旦那さんにこの後叱られましたが、

 

先生はパソコンに入力していた手を止め、

くるっとこちらに向きなおしました。

 

正確な説明は記憶にないんですが、

確かこんなことを言ったのです。

 

「この病院でも治験は何千としてきたし、勧めた患者さんもいる。

まだ、○○さん(旦那さん)は、若いからちゃんと治療しなきゃいけない」

 

「私が医者になった頃はBCGはなかったから膀胱全摘出が基本治療だった

治験は効果が立証されていない、BCGという効果が立証されている標準

治療があって、できるのだからまずはそれをする」

 

「私がもし同じ立場で膀胱がんになってもそれをする。

BCBがきかないのであれば、摘出し命を守ることを最優先に考える」

 

先生の迷いのない真摯な物言いに圧倒されました。

 

がん告知から初めて、

旦那さんの前で泣いてしまいましたえーん

 

診察室から出ても涙が止まらない。

中待合室で待っている患者さんと家族の視線を

一気に浴びましたショボーン

 

先生は、BCG副作用が起っている現状から回復し、

BCGができる状態に早く戻しましょう、ということだったらしい。

 

私達は、先の見えない不安な闘いに、

見つけたひとすじの光が治験だったのかもしれません。

 

私は旦那さんの前で泣いてしまったことに罪悪感を感じつつ、

私の心も相当弱っているから、ケアしてあげようと思ってます。

 

旦那さんは、極力、薬を飲まないことにチャレンジし始めました。

見守っていきます。

 

皆さまにも当たり前の日常の幸せが続きますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膀胱がんの家族会はない。

 

雨続きのサイパンから戻り、日常生活へ。

サイパンでは、黒人に車で追いかけられ、

絡まれるこわい経験もした。

 

私はというと、NHKの番組出演が決まる。

収録と生放送の両方に出る予定・・・らしい。

洋服を昨日銀座で購入する。

 

今までの私だったら、テレビ出演はしない。

でも、これは一種の願掛けのようなもの。

 

決定する前から、もしオフォーがきたら出よう。

それが私なりのガンに対しての頑張り方だと思って引き受けた。

浮かれているように思えるかもしれないが、

一番嫌なこと、苦手なことに挑戦する気持ちからなのだ。

 

今日は一人で会社にいる。

また涙がツーとこぼれる。

 

そうだ、ガンの家族会があるはずだとネットで調べる。

ない、ない、膀胱ガンの家族会がない。

胃がんや子宮がん、乳がんはたくさんあるのに。。。。

 

こういうときの家族のサポートがなぜないんだよ。

怒りよりも悲しみの方が大きい。

 

見つけた電話番号に電話すると、若い女子が出る。

名前や連絡先、症状など根掘り葉掘り聞かれた挙句、

担当者から折り返しという。

 

違和感違和感。

ただ話を聞いてほしいだけなのに。

 

「何をするところ?」に「紹介するところ」という。

何を紹介するのか、症状を聞くのは医者なのか?に回答しない。。。

だめだこりゃ。切電。

 

調べ尽くしたが、膀胱がんの患者の会が見当たらない。

途方に暮れる。

 

やっと見つけたがんサポートに電話する。

話を聞いてくれる。名前を言わなくてもよかった。

60代の落ち着いた女性だった。親身だった。

 

膀胱がんは男性だから、患者同士で話すことが苦手で

そのような会が無いのだと言われる。

 

新しい膀胱を作るとなったら、と先の先の心配事を話す私に、

直近の手術のこと、その後の食事のことなどを心配するのが先だと言われる。

まだ起っていないことに心配するよりも、直近の起きることを考えて、と言われる。

 

もっともだ。

 

「それとね」という言葉の後

「あなたも我慢しないでね」と言われる。

 

我慢していたもの、気負っていたもの、

ピンと張り詰めていたものがプツンと切れた

 

涙がツーと流れた。

 

 ご主人と同じ精神状態になっていて、でもしっかりしなきゃと思うからとつらくなる。

そういうときはここに電話して、話すだけでも良いと言われる。

 

仏だ。

ガンセンターの家族会のようなものがあるはずだから、

そこにあなたが参加するのが良いとアドバイスをもらい、電話を切る。

 

がんで弱っている心に、営利目的のHPがあることが腹立たしい。

その応対者もバカでムカついた。

 

膀胱がんのだんなさんを持つ妻の会を発足したい、

心から強く強く思う。

 

膀胱ガンと宣告され、ほぼ4ヶ月。

昼間は近所の散歩に出かけ、
以前と変わらない日常です。

今は旦那さんは、眠ってます。
まだご飯を食べてませんが、
眠気が遅くなってきたらしい。

移住も考えてます。
今は東京に住んでますが、このあとの人生
どう生きたらいいのか、なんか考えてます。

旦那さんは会社員、私は自営です。
いったん今までをガラガラポンして
人生を考える時期にきているのですね。

来週は旅行も兼ねて、移住候補先の
物件をいくつか見学する予定です。

とりあえず第一段階で落ち着いたら、
両方の親にも言ってみようかと思案中。

いろいろと考える年頃ですね~
第一クールの最後の6回目のBCGを、
注入したのが二週間前でした。

先生から、
尿検査の結果もよいからやめときましょと
言われたのを振り切り、注入してもらいましたが、
これがこんなに副作用が続くとは思いませんでした。

夜中も一時間起きにトイレ
量は決まって100cc、
歩くと膀胱が痛い、
薬を飲むと眠気が襲ってくる

BCG注入の2回目、3回目は何でもなかったし
高熱が出るのは慣れたと言っていましたが、
今回は副作用が長く、会社もお休みすることも
しばしば。

そうこうしているうちに、
第二クールが始まります。

根気のいる治療になりそうです。

ちょっと調子がよくなったら
旅行にでかけたいと話してます~(^-^)



やはり、我慢ができません。

深夜1200.
事前に電話して点滴を打ってもらうことに。
タクシーに乗りガンセンターにきました。

今、点滴中です。
痛みがおさまったのか、落ち着いたのか
寝息が聞こえてきました。

痛みから解放されて、
眠ってください!

夜間でしたが、
タクシーの運転手さんはベテランで、
先生も看護師さんも
おまけに薬剤師さんも親切でした。

私も眠いです(=_=)
そろそろ点滴が終わります。
個人差が激しいBCG治療です。

他の方のアメブロ拝見しても、
個人差わかります。

今回が一番苦しんでます。
注入当日の火曜日の1600
結局熱は、39.5℃まで上がりました。

そこまで熱が上がったのが始めてて
慌てた私は病院に電話してしまいました。
座薬が入れられる時間帯まで我慢して
なんとか落ち着きました。

と、いつものBCG治療ならここで終わるのですが
ここからが長いのです。

火曜日、水曜日、木曜日と
会社はおやすみさせていただいたのです。

今日はもう日曜日ですが、
膀胱痛と頻尿と尿が少ないのと続いてます。
昼間は家の近くの目白、雑司が谷にお散歩に
出かけましたが、痛そうでした。

帰ってくると昼寝をしてました。
ご飯を食べた後もまた眠っています。

寝ているときは痛みを忘れられるので何よりです。

痛みが続くようなら
明日病院に行ってほしいと思ってます。

テレビでは、大西議員の
ガン患者は働かなきゃいい発言が報道されてます。
自分ではないと否定されているようです。

言っても言ってなくても結構ですが、
レベルが低すぎてドン引きしてます(-_-#)








今日でBCB治療の6回目でした。

 

本来なら、1クールが終わる日でしたが、

前回、がん細胞がまだ尿から出ていると言われ、

8回コースに増やされ、落ち込んだ私たちです。

 

ところが、意外な展開が待ち受けていました。

 

「どうでしたか」と尋ねる先生に

テキパキと先週の様子を伝える旦那さん。

 

前回は高熱39°が出ました。

座薬を入れれば熱は下がるし、

6回経験すると、私も旦那さんも慣れっこです。

 

「頻尿はあります、

膀胱痛というかむずむずとする感じはあります」

 

旦那さんが答える後ろで私は

ふむふむと聞きながら、次の展開を考えていました。

 

がん細胞がなくならなかったら、

治験で良いものがあるらしいと聞いたのです。

そのことを先生に率直に尋ねてみようと思ってました。

 

ところが・・・

先生から出た次の言葉は、

 

「じゃぁ、今日はBCB治療はやめましょう」

 

へっつ━━━(゚o゚〃)━━━!!!

???

 

「治っていないのになんでさ、

こっちは朝早起きして、きているのよ」と心の中で毒づく私。

 

旦那さんもそう思ったみたいで、

「やっぱりそんなに痛くないです」と言い直しています。

 

滑稽なふたりです(+_+)

 

尿検査の結果が良く

「がん細胞が消滅しているので、

痛いならやらない方が良い」とのことでした。

 

その言葉に私たちは喜びました。

 

旦那さんは、「やる気が出てきました、入れてください」と懇願し、

私も心の中で「せっかくきたので入れちゃってください」と激しくうなずきました。

 

ということで、注入!

1クール終了です。

 

7回目は来月に持ち越しになりました。

 

喜んだのもつかの間、

今、旦那さんは膀胱痛と格闘中です。

 

今夜は、高熱DAYになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

今日はBCG治療の5回目でした。

先生から尿検査の結果で、
ガンがなくならないと言われました。

来週で一区切りと思っていた6回の治療から
8回に増やしましょうと提案がありました。

???

そんなにすぐなくなるもの?
と思った私は、

普通は治療の途中でなくなるんですかと
尋ねてしまいました。

そうだねと答える先生に
旦那さんは悲しい顔になりました。

ピンと張っていたものが
弾けてしまったようです。

愚痴ひとつ言わず頑張ってきたのに、
効果が出ずに治療が追加になってしまったのです。

私が余計な質問をしてしまいました(>_<)
二人してちょっと落ち込んでいます。
帰って旦那さんに熱を尋ねると
36.6℃と言われました。

んっ?( ̄^ ̄)
これからか上がる?
今回は上がらない?

旦那さんは高熱以上に微熱しんどいと
ベットの中から声が聞こえてきます。

結局、時間が経っても熱は上がらず!

そぼろ丼食べて、
いただいた筍を食べて
元気に過ごせました。