Gacktが経営に参画した仮想通貨事業がスタートするらしいですね

なぜGacktが仮想通貨事業を始めようとしたのかはGacktブログで読めますが

一つ言いたいのは、仮想通貨の存在目的は「投資」ではない

Gacktはバカではない(ただしセコい人だとは思うよ)ので、わかっててあえてそうブログ書いてるんだと思うけど
(わかっててあえて、というのは善意の場合も悪意の場合もある、ということは言っておくけど)

Gacktブログで、自分たちの事業を「投資のためのもの」という紹介しかしてないのは気掛かりというか、終わりの始まりのような気もする

「仮想通貨」の本来の存在意義は「ネット決済の利便化」のはずである

それが根っこにあった上で、「投資対象」という木が生えるわけだ

根っこのない木なんてのはありえない

例えば株式の本来の意義は「会社の所有権の分配」であり、株主は株主総会で経営者に対して経営に意見を出す権利がある。
株式の売買というのは「経営に口を出す権利の売買」であり、それが根っこにあるから(たとえほとんどの一般の株主は株主総会に参加しないのが現実だとしても)「投資のための株式市場」という木が大きく高く伸びるわけである。


ビットコインブームの後、雨後のタケノコ式に仮想通貨が乱立している

これらのうちほとんどは根っこのない(つまり存在意義のない)ものだと思う

タケノコは煮れば食えるが、投資ではバカは煮て食われる側である



仮想通貨は「ネット決済に使えるかどうか」が肝なので、大手ネット販売企業とタイアップできたところが勝つだろう

ネットで通貨(円)の代わりとして使えるポイントのようなもの、、、
大手企業がバックについていて、広く貯めたり使ったりできるもの、、、


あれ、それTポイントじゃんw


もしかしたら「Tポイント」こそが勝者になるかもしれない

そして仮想通貨の広がりには国境がない
(なぜなら国境で通貨が変わる不便さを少なくともネット上においては解消するためのものが仮想通貨だから)
もしかしたら数年後、世界中でこの言葉を聞くようになるかもしれない


「Do you have T point card ?」