お店の人に焼いてもらうと おいしい。
自分で焼くと たのしい。
とかそんなんどうでもよくて、ここからがくちさけ思い出本編です。
一体何人がここにたどりつけるのだろうか笑
いやでもね、思ってることなんて恥ずかしくて見せらんないよねー。
だから、気づく人だけ気づけばラッキーというスタイルでいきます。
てか今思えば、僕の言動はこういうややこしい仕掛けが多すぎて、それで座組でも怖がられたり誤解?されたりいろいろ非難轟々でした笑
すまんねすまんね!
こういう風にしか生きられないのよあたしゃ!
・有栖川姫子(くちさけ役)
思ったことを率直に言います。
この人じゃなかったら今回の「くちさけ」は大失敗してたかもしれない。
それくらい作品の内外に置いて常に最前線で引っ張ってくれた人です。
ただ逆に言えば、かなりギリギリのものを目の前に突きつけられながらお芝居に向かわなければならなかったということでもあり。
共演者として直接フォローすることが全然できずすみません。
しっかり者だけど、見てるとどこか危うさを感じる在り方でもあるような。
でもそれがそのまま姫さんの芝居の魅力にも繋がってるんだと思います。
たぶんこの方は、人生そのものがステージ。
とんでもない覚悟。
だから何気ない言動の端々が画になり、物語になる。
実はあんまり話せてないから、舞台全然関係ない話をしたみたいなー。
・下塚恭平(貞春役)
顔がタイプ。
いやほんとカッコいい。抱かれたい。
ただね、そんなもんを越えるくらい中身がかっけーんですわ。
座組最年長だけどそれを感じさせない物腰で、なのに稽古ではしっかりと芝居で全員を引っ張って。
どうやったらこういう雰囲気のオトナになれるんだ?
俺には無理だワハハ。
初共演だったので他の現場での下塚さんの様子は存じないけど、 今回は姫子さんと対極の位置にあえてポジションとってる気がしてて(物理的な意味じゃなくてね?笑)
「あ、この二人がいたらもう俺全然やることねーわ」って稽古初日で安心してた気がする笑
あと顔がタイプ。
・長島光那(椿役)
一番びっくりしたのは、実は本番終わってからかもしれない。
本番終わって数日後に会ったらなんかフニャフニャになっとるwwwwww
え、何そのキャラ!?
1ヶ月半ずっとなんかピシッと!ピリッと!してましたやん!?
って聞いたら「椿が抜けたので…」って。
マジかよwww
まあでもそういうことですよ。
素晴らしい女優です彼女は。
ずっっっっっと役と向き合う様は見てて痛々しさすら伴うほど。
それを乗り越えるお芝居の体力もあり。
そういえば、脚本の田島に俺の性格の話をしたら、「あぁそれは今回の話で言ったら椿と一緒だね」って言われた。
そうなんです、僕と椿って考え方めっちゃ一緒なんです。
その話を早めにみつやすにしとけば役作りの助けになれたかなってならねぇか。
・チアキ(AKI役)
一度でいいから、本番を客席で観たかったと心から思う。
そういう歌をずっと歌ってくれていた。
そしてよくよく考えると、そのとき同じ舞台面にいたことの方が贅沢なんだよな、絶対。
最初はアーティストってこととか、見た目のカッコよさから、すごく…なんだろ、「強い」人?だと思ってた。
でも実際はそうじゃなかった。
ただ、その対義語は「弱い」ってことじゃなくて…
何かな、「柔らかい」が一番しっくりくるかな。
めっちゃ絡みやすくて、飲むの好きで、芝居もダンスもひたすらチャレンジしてて、貪欲で、飲むの好きで笑
まわりの人や状況に柔軟に対応する人。
だからみんなに好かれるんやなーって。
そんな女神のようないい人にすら怖がられる酒井よ。お前は猛省せよ。
・鈴木千菜実(橘役)
実は椿以外とほとんど絡まない橘さん。
実は台本上でも出番自体はあんまりない橘さん。
だけど観終わった人の感想で毎回上がるのは、「橘のシーンが良かった」
これ、多分役者として最強の結果だと思うんすよね。
僕は台本読んだときの印象にかなり左右されるし、そのシーンの役割とかめっちゃ気にするので、「自分のキャラを魅力的にする」ってところまで発想がいかない。
そこをきちんと魅せるのがすごい。
しかも押しじゃなくて引きの芝居でやっててね、もうね、たまりませんね。
毎回椿を撮るときは袖で待機してる僕らも一緒に写ろうと楽しんでました。
あっ舞台上で絡んでるじゃん。やったぜ。
ダメだ、全員を1個のブログで載せようと思ったけど全然ダメだ。
消えるのも怖いしめっちゃ分けよう。
というわけでお好み焼きの話はもう少し続くのじゃ。