今年からスカパーやめてau光テレビとかいうのに変えまして、ぽけーっと回してたら勝新が出てる映画だから勇んで観てみました。
ストーリーはめちゃくちゃで、セリフのある登場人物も4人しかいません。いろいろズッコケたので紹介します。
もう京の生活やだなーと思った男(勝新)が、愛人作って山奥の荒れ寺にこもっちゃうのね。で、捨てられた正妻が訪ねて来て、「アンタその女と別れなさいよ、アンタに相応しいパートナーはあ・た・しなのよ」と説得しますが男は「やだい!ボカァ新しい女がいいの!お前なんかシラネ帰れや!」とけんもほろろ。愛人も、「なにしに来たのー?アンタの旦那が好きなのはアタシだしー乗りこんでくるとかマジイターイ」と超余裕。
が、正妻も肝が据わっています(つーかストーカー気質っていうかキチガイくさい)なんとそのまま住みこんでしまいます!モチロン旦那と愛人は乳繰りあっているし現場も目撃しますが何処吹く風。でもね、なんかこの正妻哀れと思えないの。現実でもそういう人いるよね。狡猾で鼻持ちならない感じがプンプン。人をイラつかせる絶妙な演技力です。
この愛人ちゃんがまたスゲー美人なのですがワガママちゃん。お腹が空いた寒いとわめくわめく。困り果て、「じゃ、贅沢させてあげるよ。強盗になるねー」と言って勝新は京の街に単身乗り込んで悪名を馳せるのです。
そこに1人の上人様が夜露を凌ぎたいと言って訪ねてくるのですが、最初に正妻が相手をします。んで、口汚くあることないこと上人様に愚痴ぶちまけるんだけど、上人様軽くスルー。「アンタ嫉妬に狂ってメクラになってるよ、このありがたーいお経あげるから唱えてみれば?」と渡すのですが、そこに勝新が帰ってきちゃいます。「このクソ坊主!なんじゃワレ!」と恫喝しますがちっさい仏像手にしてお経唱えたらバリアが出来て斬りつけられないというまさかのオカルト展開。
勝新がショックを受けて呆けていると、愛人がやってきて、「あー、上人くんだー元気にしてたー?チョー久しぶりだしあっちで喋ろうよー」といってお堂に連れて行きます。そう、二人は肉体関係がある知り合いだったのです。連れていく時に、愛人ちゃんはこっそり「アンタが恥かかされた仇うったるわ」と勝新に耳打ちします。
愛人ちゃんとはヤリ友だったので上人様をオとすのは簡単でした。最初は仏の道に入ったから酒とか女とかむりむりと断るのですが、バーカ男がそんなもん理性で抑えられるわきゃね~だろ!と言わんばかりの猛攻でアッサリおてぃんてぃんはエレクチオン、上人様はモトカノを抱いてしまいます。そらもう凹みます。凹み過ぎてその場で自殺しちゃいます。
やっぱアタシの魅力はんぱないわ~法力に勝っちゃった★と愛人ちゃんは喜ぶのですが、何故か勝新が急に「ファッ!?坊さん殺すとかマジ鬼畜!お前に良心はないわけ?」とまさかの手のひらクルー。そのまま愛人斬りつけて殺しちゃいます。
で、勝新は「悪いことしちゃったし俺僧になるわ。山登ろー」と言い出し、嫁と山に向かうとこで終わります。
最後の超展開はなんだったんだ・・・谷崎潤一郎の戯曲が原作らしいが、谷崎さんよ!最後のオチめんどくなっただろw で、この映画の肝って
寓意 : 酒飲んだ後の女絡みは気を付けろ!賢者タイムのダウナー感ハンパない!
だと思います。
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