この蓄音機は昭和7年製造です。

販売価格は45円。



当時の大卒の教員の初任給が50円ほどだったようなので高級品です。

ゼンマイ式なので電気は必要ありませんが、

針はそのつど新しい物を使います。


蓄音機用のレコード盤は消耗品で、

削れていってしまうため、

少しでも良い状態を保つ為に新品の針に取り替えます。針も削れていきます。

前述しましたが、蓄音機用のレコードはCDとは違い消耗品のため、いつかは聴けなくなってしまいます。

その儚さがまた良い音色に感じます。