本日、横浜みなとみらいまで足を運び、読響の演奏会に行ってきました。チョイスしたお席は2階席Cブロック4列15番、プログラムはマーラー交響曲第3番ニ短調でした。出演は以下の通り。オケの並びは通常の並びで、指揮者は2年前に同じ読響でマーラー交響曲第9番を振っています。小生、聴きに行ったのを覚えています。この指揮者はヤマカズさんに代わって、読響の首席客演指揮者に就任したそうです。

 

  指揮=ユライ・ヴァルチュハ
  メゾ・ソプラノ=エリザベス・デション
  女声合唱=国立音楽大学
  児童合唱=東京少年少女合唱隊

 

 何年か前まで読響の定期演奏会を買っていましたが、昨年、今年と買っていません。来年もかなぁ。そのせいもあってか、今度の火曜に、同じ3番をサントリーでも演奏しますが、そのチケットの購入がギリギリになってしまい、ほとんど選択肢の無い中で、1階席を購入せざるを得なくなりました。1階席だと全体像がつかみにくいので、みなとみらいの2階席を買った次第です。

 

 さて、演奏はといいますと第1楽章から第3楽章までは明るめで軽やかな演奏でした。とりわけ第2、第3楽章では木管が秀逸でした。明るくて軽やかで、透き通るようないい音でした。別働隊は、おそらく、楽屋ではなかったかと思います。ここまでは、オケのアンサンブルもまあまあで、昨日のN響と並ぶくらいの出来だと思っていました。先日同じ曲を調布で、アマチュアオケの演奏で聴きましたが、その印象がまだあった者ですから、さすがプロの演奏はやはり違うと、妙に感動していました。

 

 そして、第4楽章の歌声ですが、やや声量が十分ではなかったように思われました。

みなとみらいの2階席とステージとの間の距離感はサントリーとさほどかわらないと思いますが、小生チョイスの席では、やはり厳しかったですね。ま、火曜はもっと距離が近いので、そのときに期待しましょう。

 

 最終楽章、出だしからやや控えめだったので、最後の最後で盛り上げるための仕掛けなのかな、と思っていました。確かに音量は大きくなっては行くのですがそれが微妙で、音がなかなか前に飛んでこないもどかしい状態になってしまいました。ヴァイオリンをはじめとする各弦は必死に弓を大きく動かしている様子はよく見えるのですが。。。ごちゃっとなってしまい、弦の下支えがあまり効いていないように思われました。

 

ということで★★★★位かなぁ。ま、火曜にサントリーでまた聴いてきます。