昨晩5月17日、ヒラリー・ハーンのリサイタル公演に行ってきました。会場はミューザ川崎、出演とプログラムは次のとおりでした。チョイスしたお席は2CB1列36番。ソリストはレースのマリンブルーの衣装で登場、本人の金髪とも相まってとても映えますね。

 

  出演 ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン

     ピアノ:アンドレアス・ヘフリガー

 

  プログラム ブラームス 

         ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 op.78「雨の歌」

         ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100

         ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108

 

 同じ公演が東京オペラシティでもありましたが、今回はミューザをチョイスしました。サントリーホールでは1階ではヴァイオリンの音が中空に抜けてしまうし、2階席Cブロックではヴァイオリンの音が小さすぎてインパクトに欠けます。しかし、今回はなかなかヴァイオリンの音がよく飛んできて、大変聞き心地のよい演奏会でした。

ヒラリー・ハーンのヴァイオリンから生まれる音は、しっとりとしていて、温かみを帯びた豊かで柔らかい音で、とても素晴らしいものでした。幸福感を誘う音ですね。3曲とも素晴らしい曲でした。今度、同じ公演でミューザでも行われるようでしたら、ミューザ一択になってしまいそうです。

 

 普段、ヴァイオリンリサイタルは滅多に買うことはないのですが、それでも今回のヒラリー・ハーン、庄司沙矢香は好きなので行く確率は高めですね。アンコール曲が2曲演奏されました。

 

   アンコール曲

    ウィリアム・グラント・スティル:マザー&チャイルド

    ブラームス:F.A.Eソナタ スケルツォ

 

さて、同じプログラムを同じホールで諏訪内さんが演奏するのですが、行こうかなぁ~。聞き比べに興味があります。

 

★★★★★