3日目となる3月10日はサントリーホールへ。この日はアマチュアオケの演奏によるマーラー交響曲第2番「復活」です。あてがわれた=チケット購入時にチョイスできなかった、のですが、座席は1階10列11番。出演は次のとおりでした。このオケは、アマチュアとは言え、要所には元プロが入っている楽団です。友人Y氏はサントリーホールの窓口にてチケットを購入したのだそうですが、席をチョイスできたとか。そうか、その手があったか、とは後の祭り。今後の参考らなりますね。

 

  指揮:小林研一郎
  ソプラノ:澤畑恵美
  メゾソプラノ:山下牧子
  合唱:大久保混声合唱団、同志社混声合唱団〈東京〉、合唱団LAb、洗足学園音楽大学

      OB合唱団、歌劇派*サラスヴァティ

 

 さて、座席のロケーションのことで、この日の気分はやや暗めでした。しかし、それでもこの座席の聞こえ方で、良い点が三つあることに気づかされましたのは良かったです。その1、ソリストの声がそれなりによく聞こえること。その2、楽屋で演奏される別働隊の音もよく聞こえること。ま、これらは近いということが関係しているわけですね。しかし、近いとは言え、第1ヴァイオリンの音がよく聞こえるかというとさにあらず、ヴァイオリンの音が中空に抜けていってしまい、それほどでもなし。そして、最大のメリットは、オルガンとP席に陣取っている合唱の音が、まるでシャワーのように降り注いできて、圧倒的であることですね。これは誠に素晴らしいものでした。感動的。前日の3番を聞いたお席も中2階的なロケーションではありましたが、そのようには感ぜず、サントリーの方がこの上なく良かったです。ただ、オケに近いだけに、デメリットもあります。全体のバランスがちっともわからないことです。これは致し方ないですね。

 

 この日のソプラノの澤畑さん、その昔、故渡辺徹さんと、NHKFMで、「おしゃべりクラシック」に出演されていたのを思い出しました。

 

アマチュアオケということで、、今回は★はなし。とはいえ、かなり満足いたしました。終演後は友人Y氏と赤坂まで行って一杯。Yさん、どうもありがとうございました。飲んだ日本酒は…写楽とあと何でしたっけ。忘れてしまいました。スミマセン(_ _)。