ミャンマーは、不思議なところだと思いました。
今までずっと未知の世界でした。
その扉を開けたこの日、
それでもやっぱり不思議だと感じました
受付とやらにいらっしゃるスーツの男性たちに見送られ、
きーらきらきら大豪邸な心友のお宅から出ると・・・
そこは漆黒の闇
ぼぅっとつく怪しい外套がちらほら。。
スーツの男性にドアを開いてもらい、
その地に足をつく。。
もぁっと熱帯っぽい熱さ。。
痩せ細ったわんちゃんがうろうろしている。
普通に歩いている。
や、野性の犬だぁああああああああああああああ
と、私びびる。。
あ、そうそう。
こっちでは外を歩く犬に触っちゃいけないよ
病気持ってるといけないからさー
と言い出す心友。
も、もちろんですともwww
こ、この国でなく、日本でだって、
謎に歩き回るわんちゃんに触れようなどと思ったことはありません
ましてやミャンマーのわんちゃん・・・
細々していて、血色?は悪いし、
とても汚れていて不気味な感じがした。
こ、こわいいいいいいいいい
あ、でもその犬は大丈夫ホテルの犬だから
とのこと。。
もう、理解不能!!!
な、なんでホテルが犬買ってんの
しかも放し飼い
いろいろつっこみたいことは満載でしたが、
それはそれで旅の楽しいところだと自分に言い聞かせ・・・
喉まで出かかった言葉をぐっとこらえた
ちなみに、逃げると追いかけてくるから注意らしい。
漆黒の闇の中、
満月に光と微妙に光る外套の下、
徐々に増え行くわんちゃんたちに震え上がりながら、
堂々と前方を歩く心友に、
私は泣きそうになりつつもついていった。
そう。
私たちは、夕食を食べに来たのです
イタリアンかお肉系、どっちがいい
と、ついて早々心友に聞かれた。
はいっ
い、イタリアン・・・
そ、そのようなものがあるの・・・
ミャンマーとは完全に想像がかけ離れた言葉で、
ここでは聞くことがないと思っていた言葉
失礼ながら、民族チックなお料理ばかりなんだと思っていた。。
が、肉食系の私
もはや、脱お肉は限界だった。。
おにくーーーーー
即答で回答
と、いうことで、
お肉を食べにつれてきてもらったところだったのです。
歩いて行けるということで、
ふたりでてくてく。。
だ、大丈夫なの
夜道歩いちゃって
相変わらずずびくびくの私。。
暗い。暗い・・・暗いようっ
でも、大丈夫と心友
きょろきょろしつつ、犬をよけながら、
それでも私も、再びお話に戻った。。
(この日は語っても語っても尽きない)
途中で道行くタクシーにぷぷーっ
とけたたましいクラクションをならされ、飛び上がる。。
確かに、ミャンマーの地面はでこぼこで歩きにくい。
心友が言った通り低い靴を持ってきて正解だった。。
微かに歩道もあるし、そこを歩いているし、
1ミリたりとも車にご迷惑をかけていないのに、何っ
と思ったけど、
空車だよ!って意味で、
わざわざ教えてくれるためのクラクションらしい
いや、ごめん。。
とってもうるさくてとっても心臓に悪いからっ
とにかく、道を歩くたびに、
ぷっぷとけたたましい音で鳴らされ、
びびりまくっていちいち飛び上がる私と冷静に進む心友
慣れってすごいなぁと思った。
そして、ふと上を見上げると、
遠くからでもぼぅっと微かな輝きが見える。。
(すみません。。写真失敗していますが。。)
普通に街中にこうしてどどんと金色に輝く建物がちらほら。。
立ち並んでいるのがミャンマー、ヤンゴンの姿でした
世界のどこにいたって油断は禁物。
常に危機感を持って生きないといけませんが、
ミャンマーは意外と安全だったりするそうです。
それでも夜道等は気を付けるべきだと思いますが、
しずかな街だと思いました。
(タクシーのクラクション以外はっ)
そんなミャンマーの夜。
実はあまり期待していませんでしたが、
こうして私は心友の後につき、
お肉を食べに向かったのです
某