無駄遣い | 現金出納帳

無駄遣い

 いろいろと自分に取り決めをした。

 まず、タクシーに乗らない。タクシーに乗るということは、無駄金を使うことになる。また、歩くべき距離が少なくなり健康上も芳しくない。そして、タクシーに乗るときの多くは、時間に余裕がないときである。
 金、時間、健康を消耗することだと自分に言い聞かせる。
 対して楽でもなければ、便利でもない。

 深酒をしない。
 決まって二日酔いになるので、気分が悪くなる。酷いときは寝込んだりする。比較的軽めの二日酔いであっても、次の日は頭が正常に稼動しないので、仕事の上でも機会損失が多い。また、酔うと気が大きくなり、余計なことをする。ろくな金の使い方をしない。さらに、帰るのが面倒になり、宿泊なんかもしてしまう。
 こちらも金、時間、健康、あらゆる角度からもよろしくない。
 酒を飲んでる時は比較的楽しいが、暴言を吐いてしまったりもする。
 日本酒なら3合、サワーならば6杯、ウィスキーならダブルで3杯、ワインならば500mlあたりが自分の適量であると思う。

 女性がつく酒場に行かない。
 楽しいことは楽しいが、費用対効果が悪すぎる。女性がつく酒場の楽しさは、自分が贔屓にしている娘がいる場合に限る。一見で行ってみたところで、それほど楽しいことはない。
 娘に会うために暖簾をくぐるわけだが、月に6回として、平均15万円はかかる。また、同伴出勤などもする。2回に1回として食事代などで4万円ほどは覚悟せねばなるまい。
 月額20万円近くを使う価値があるとは、思えない。
 毎月、200万円くらい自由になる金があれば、それもいいかもしれないが、いまの自分にはせいぜい60万円だ。生活に必要な金として30万円近くは出てしまうから、30万円のなかの20万円は暴挙といえよう。

 この3つをやめるだけで、ずいぶんと生活は健全になり、貯蓄にもはげめると考える。

 さて、いまの懸案事項は煙草である。
 現在、1日平均して2箱を消費している。費用にすると、1万6200円。煙草を買わなければ、電気、ガス、水道という料金がまかなえることになる。
 また、煙草というのは、当然健康によろしくない。喫煙できる場所も減り、依存していると甚だ不便である。煙草が嫌いな人からは顰蹙をかう。火事の危険性が常人よりも増える。居住空間や勤務空間の衛生上の問題も発生する。
 利点といえば、食事のあとの一服のうまさ。交流会や集まりで、喫煙所にいる人間同士は話がしやすく、知り合いがすぐに増える、程度だ。
 やめられるものならやめたいが、意思が弱くて思うようにいかない。