ご訪問ありがとうございます。

 

タコルはタコミと同じ小学校に入学し

担任はスマイル先生、学年主任はショートカット先生になり・・

 

このお二人とスグレ先生とは信頼関係がバッチリで、気になる事が起きても

スムーズに解決出来るであろう 安心感のあるスタートになったのでした。

 

タコミは元々 年下のお友達が好きで

デイに行っても小さい子とばかり遊んでいたので

 

3つ下のタコルの同級生が入学してくると 色々と話しかけていってはコミュニケーションを取っていた。

グイグイ行き過ぎて嫌われやしないかと心配だっだけれど

参観日で私が学校に行くと タコルのお友達に

 

タコルのお姉ちゃん 

ではなく

 

タコミちゃん!と呼ばれて楽しそうに話すので

ホッと一安心したのを覚えている

 

そんなある日  デイの先生から 

お母さん、こんなのあるよ! ともらったチラシ

 

きょうだいの会 講演会

 

きょうだい児のこと考えてみませんか?

 

講演してくださるのは 有名なNPO法人の代表さん。

茶髪でダメージジーンズ姿ですごくラフ

子供達に好かれるタイプ。一緒に真剣に遊んでくれそう。

 

 

このNPOでは 放課後等デイサービスからヘルパーステーション、グループホーム 、デザイングッズ制作

はたまたカフェからたこ焼き屋さんまで 幅広くやっておられる。

 

その代表の方は2人の妹さんに障害があり

子供の頃は 悔しい、辛い思いもたくさんされたそう

 

でも、ご両親が常に

 

この子達のせいで。ではなく、この子達のおかげで・・

を口グセに育てられたため

 

代表も彼女たちのおかげで笑顔になれた、成長できた、助けられたと実感し、

彼女たちのおかげで今の自分がある と感謝の思いから毎日活動されている

 

活動の中で

 

障害児って親同士の交流の場は多いけれど

きょうだいの交流はなかなか少ない

 

きょうだい児は 壁にぶつかっても

誰に相談していいか分からない、ため込んでしまいがち。だから同じ境遇にあって色んなことを気軽に口に出来る場所があれば。

ということで きょうだいの会 を作られた

 

川遊びやバーベキューなどのイベントやキャンプ、スキー等

若いスタッフさんが連れて行って下さるのだ。

参加者はきょうだい児だけ。

障害のある兄弟姉妹はお留守番。

 

そこ いいな。

本音で話せるもんね。

 

講演では若い女性スタッフさん2名のお話があった。

お二人ともきょうだいが重度の障害があるそうで。

 

小さい頃からの様々エピソードを語って下さったのだが

印象に残った言葉は 

 

 

もっと 親が私に甘えてほしかった。

 

 

ご両親は常に 

彼女達に負担をかけないように

 

好きにしていいよ、

お兄ちゃんのことで何か我慢しなくていいよ

 

 

等々・・というスタンスだったと

 

いや、私も家族やし。

もっと甘えてよ、負担じゃないよ、

 

と思っていた 。と・・

 

 

いやー

考えさせられる。

私もご両親と一緒だな

イヤイヤ そういう方のほうが多いんじゃ?

 

難しい・・

 

彼女達はこの きょうだいの会 のスタッフになりたくて

地方からわざわざ出て来て 代表に直談判し 就職されたそうで。

 

すごいなあ

なんか嬉しくなるな

 

ご両親の子供を思う気持ちが

直接お兄ちゃんにでなくても 社会の中で回り回って お二人をこちらに来させてくださったのかも

 

だって やっぱり

身内だと気もつかうし 優しく出来ない時もあるからね

 

私もデイの存在 第三者である先生方に

めちゃくちゃ助けられてるもんな

 

と 感謝の思いがフツフツと溢れ・・

 

 

次回 もう少し このNPOさんについて

書かせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

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