初めてのコザ泊なれど~
エイサーナイト見物中心のスケジュールだったので、
宿から2㎞の炎天下の徒歩は…
ご婦人方にはキツかった様子で…
ゲート通りの異国情緒を感じることも…
「中の町」の夜を楽しむことも…
肝心のエイサーナイトも最後の「東青年会」の演舞を見届けることも出来ず…
それでも、
ちゃんと伝わって来る「"昭和"の劣化」感…
通りのあちこちに必ずと言っていい程ある「空き家」「廃墟」「廃ビル」の存在感…
倒壊寸前でも営業中の材木店…
空きビルと思っていたら電灯が灯ってやっと知るボーリング場…
アーケードだけがやけに新しい「一番街」の商店街では、
ひっそりと頑張っているのが呉服屋さんに瀬戸物屋さんに「TATOO」のお店…
夜間になると居酒屋周りだけが賑やかなのが更に侘しさを…
暑気を和らげようと入った食堂にて…
忙しそうに客対応で立ち働くのは高齢のおばあちゃん…
「氷ぜんざい1、ミルクぜんざい2、クリームぜんざい1、アイスコーヒー1 わかった~?」
拭いたばかりだからかと思っていたテーブルの濡れはいちごシロップのべちゃべちゃだったので、
布巾を貰って拭いてあげました。
長年に渡って踏み固められた凸凹の床は厚手のシートでカバーされゴワゴワ…
お隣のおばあちゃん二人連れの常連さんは楽しそうに延々とおしゃべり…
お客は頻繁に出入りし、
結構商売繁盛してそうです。