第3順位相続人の放棄申述騒動記~その1 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

この年齢まで生きていると…
人には各々の価値観があって、
各々の人生があり、
各々のドラマが淡々と、時には劇的に展開することを…
垣間見る立場に遭遇してしまうことがあります~
 
或る高齢の独居のご婦人を巡る人間模様なんですが
その彼女を含めた三姉妹の「相続」に纏わる騒動記です。
元気で行動的な長姉である彼女は、
二人の妹から「一番年寄りのあなたが一番長生きするよ」と揶揄される存在でした。
早くに結婚して二人の子を出産したものの、
離婚・離縁して東京に単身上京して独立独歩
長い東京暮らしで、
他人付き合いがよく、
パッチワーク講師の資格も身に付けておりました。
定年退職で帰郷してからも、
「自分の生活は自分で面倒みられるさー」とばかり、
年金収入とパッチワーク教室講師の報酬で、
借家住まいながら、
その年齢にしてはそこそこの暮らし振りだったのですが…
独立心旺盛な性格の影響からか、
二人の妹に対する競争心や猜疑心、見栄、自己防衛 etc.
彼女が帰郷してからの四半世紀は、
その姉妹仲は余りよくはありませんでした。

そんな彼女が、
脳溢血で急逝したのが先日のGWの直前の日…
それからが騒動です。
残された妹二人はどうすればよいのでしょうか?
二人の妹達は「身内」とは言え、何が出来て、何が出来ないのでしょうか?
慌てて救急車と警察を呼び、
「事件性はありません」と云うことで、
身内だけでの葬儀は取り行うことになりました。
さて…
後から駆け付けてきた教室の生徒さん達から、
「何故知らせてくれなかった」と次々の非難…
これは想定内でしたが、
相続人は二人の妹達になれる?
葬儀費用は妹達が負担するしかないの?
冷蔵庫の中とか生ものの処分はしてやってもいい?
遺品の整理は誰がやるの?
そうこうしているうちに…
次々と判明する借財…
教室の生徒さん達が「預けたままだから返して」と主張する布や皮の生地の山…
さあ、困った…
司法書士や弁護士に依頼すれば、
後はお任せ、なんでしょうけど…
何せ田舎の生活の下ですから、
「法律でこうなっているから…」では済まされない人情の世界があるようです。
さぁ、どうしたもんじゃろのー