民謡酒場「田舎乙女」は~
那覇の歓楽街の喧騒とは全く関係がない「与儀大通り」沿いにあります。
三線教室の先生から、
訪沖中の教室メンバーに招集の号令が掛かったのが…
その日のPM10時…
昼間の炎天下を浜比嘉島沖海遊で過ごし、
体力を消耗した胃はオリオンビールを吸収してすっかり飽和状態に陥ってましたが…

お店の名前を聞いてもよく判らないと言うタクシーの運転手さんと一緒に、
通りを覗き込むようにしてようやく発見した…
「田舎乙女」の看板…
場末感たっぷりの「○○社交街」の一角にあるような雰囲気の…
看板が無ければ「店」と認識するのはとても難しいような…
建売住宅の「勝手口」のようなドアを開け…
(…お客さんが誰もいません…)
このお店の「ウチナー客率」はほぼ100%に近い99%…
普通の観光客は流石にここまではやって来ないようですが、
今日の地元客はゼロと云う訳です。
「今日は、天皇陛下の対馬丸記念館行事で、皆さん出払ってるようですねー」
とはマスターの弁解…
(天皇陛下と民謡酒場とがリンクする客層とは…)
「田舎乙女」さんの「客筋」は…
どうやらオジイやオバアの常連さん達のことのようですね!
この後、琉球空手の元師範だったオジイが入って来て騒ぎになったのは前回の記事のとおりなんですが、
オジイやオバアが夜遅くにお店にやって来て、
飲めや唄えやの騒ぎを繰り広げるシーンは…
ちょっとかつての「ノウキョー」の接待宴会を連想させますが、
一度はその渦中に入ってみたいものだとちょっぴり思いますね。
(以下、次号に続く…)