8月も9月も残暑は相変わらずで、気候的には大した変化がある訳ではない筈ですが、
矢張り、何処か後ろ髪を引かれるような、「もう終わりか…」と云う気持ちになってしまいます。
4年前は「ざまみ祭り」を見学してました。
(今は、「座間味島祭り」に名称が変わっていますが、今年は新型インフルエンザ渦で中止だったとか!!)
人口700人足らずの(島に信号機が体験用の一つしかなくとも)小さな島の単なる祭りと侮るなかれ。
これが結構有名人(又はその予備軍?)が来ていました。
16年はD-51。「No More Cry」がブレイクする直前だったと思いますが、「これがあの時の二人だったとは!」と、洞察力不足の観光客は地団駄を踏んだかも。
この祭りのテーマソングは桑江知子が歌っていて(「碧の伝説」)、17年のメインゲストは、西原高校のマーチングバンドでした。
世界大会に優勝する程の技能は大変有名のようです。
このマーチングバンド、本土では県警の音楽隊が10人程度でやっているのは見た事がありましたが、60~70人でやると流石に壮観です。
我が家では、あの「内股チョコチョコ歩き」が、家族の挨拶代わりになりました!
歌あり、沖縄漫才あり、踊りあり、エイサーありと、小さな島のハイテンションに、普段はシラけ気味の中3生の長女は、オリオンビールオリジナルのお祭り提灯を切望し、祭り実行委員のお兄さん達を戸惑わせました。
会場となった海浜公園の傍の防波堤は各々2M幅のキャンパスになっていて、小学生からプロまで、様々なテーマの絵図が描かれていて、ちょっとした光景です。
丁度夕陽が沈もうとしている海を背景とした何十枚ものキャンパスの防波堤は印象的でした。
沖縄では、ローカルな祭りこそがパワーを湛えているようです。
宗教的・風土的な原因によるものなのは明らかですが、東北の「ねぶた祭り」等でも同様に、日頃の抑圧され続けてきた人々のエネルギーが祭りを契機に爆発する様が、過酷だった生活を投影している気がします。
HP「沖縄の話をしよう!」へ(http://2nd.geocities.jp/lmeg_mamo0821/)