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お茶どうぞ(仮)

音楽を中心に雑記など 好みはロックがメイン
映画はSFホラー系を好む


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2016.6.12


普段は様々な音楽を聴いている管理人ですが、ライブとなるとHR/HM以外に参加する事がほぼないのでこの日を楽しみにしていた



この日とは「アーバンギャルドの春を売れ」

京都公演の事であります






以下
メタラー目線によるアーバンギャルドの
ライブレポート

会場は初めて伺う京都グローリー。

調べてみると閉店した老舗ライブハウスのウーピーズ関係者が最近立ち上げた新しいハコらしい



さてさて会場の最寄り駅を降りて

賑やかな大通りから一本西の裏通りへ入ると閑静な住宅街らしき場所にでるのだが、こんな所にライブハウスが本当にあ・・・・った



アクセス良好  駅から2分



こちらのライブハウス、他のハコと違い雑踏から切り離されているせいか入場前からちょっとした異空間ムードがある

こういう空気感は貴重だから地元で反対運動なんてされたりしないようファンもマナーよくハコを大切にしていこうね


それはそうと会場に近づくにつれはっきりしてくるその客層は、自分が見慣れたものと違って女子率が異常に高い


ざっと8:2くらいか?

セーラー服を着た若者やロリータ風コスが多い(尚、女装男子もいる模様)



女性客が多い割には香水等で鼻がやられる事もなく、只々全体的に明るいイメージ


メタラーをディスる訳ではないけど、アーバンギャル、ギャルソンと比較すると普段参加しているメタル系ライブの客層が華やかさに欠けているのを実感する



この集団の横を通り過ぎるだけならまだしも、おなじフロアで仲間入りするのはアラフォーのオッサンにはハードル高くね?


ワイ浮いてね?何であんなジジィ来てんの?とか思われてんじゃね?

という自問自答に

「みんなアーバンギャルドを観に来てるんだから誰も気にしてねぇよ!」


と、自分に突っ込みをいれてサッサと入場開始



入場するほとんどの客が(多分学生)ミネラルウォーターを交換していく中「ハイボール」と一言&一気飲み

なんか飲まないとこのジェネレーションギャップというハードルは越えられそうにない



照れと恥ずかしさのハードルをなんとかクリアすると落ち着いて会場内を見渡す事が出来たので少し会場の感想を



キャパは少ないものの横に広い作りのせいか、整理番号がイマイチでも案外前でステージを楽しむ事が出来る
どこぞの会場みたいに邪魔な柱も無くて

なかなかよい



一昨年だったか京都MOJOでアンセムを観たけど、あそこの閉塞感(天井が低い)に比べれば随分と快適


後はアーティストサイドが大阪重視で京都飛ばしをせずにこういう場所でたくさんやってくれたらハッピーです(などと書いてたら今年はアンセムがグローリーでLIVEをやる事になった模様)




さて場内暗転、まずは初体験のミオヤマザキから

楽器隊はオーソドックスな編成で、奏でる音楽はオリジナルながらも音色は明らかにメタル寄りのサウンド(でもやっぱり最近のメタルの音)



そして女達の臓腑から引きずり出された情念や本音をマシンガンの様に吐き出し、時にスクリームするボーカル


約40分のステージだったがもう少しバリエーションの違う曲があれば嬉しかった



硬質でヘヴィなリフ、醜悪な人間模様や強がりを早口でAメロに乗せ、サビでの開放的なコード展開の上に本音を吐露させたり絶叫する

こういう曲作りがこのバンドの基本的な感じなのかな?


どうも構成的に似たように感じる曲が続いたように聴こえたのはもったいなと

そう思ったのが率直な感想


最前列のノリは熱かった





さて、その後セットチェンジも終わり
いよいよメインアクト

アーバンギャルドの登場である

気になるオープニングは・・


「コインロッカーベイビーズ」

ハイ、キタコレ!

繊細で儚げなメロディとキーボードの鮮やかな音色がせめぎ合い、涙腺の決壊を後押しするこの新曲(当時)は素敵すぎる
また天馬の抑えたコーラスワークも切なさを加速させる

内容はリアルとの断絶解消を押しつけがましくならないよう、だけどやっぱりひねくれた表現で描くというアーバンギャルド節


そのタイトルからは村上龍?

と思わせるがいざ目にするPVにおけるその映像、美術は「わたしは慎吾」的世界観の様で

それは冷たく壊れやすい不安定さみたいな雰囲気がよく出ていて、楳図マニア的な視点からも大変興味深い





お次は


「原爆の恋」


ピカッ!ピカッ!

ピカ!どんどんどんどん

以下歌詞は自粛(各自検索)


アーバンの曲を聴いてると色んなモチーフとか影響っていうの?

そういうのを感じる事がある

例えばワンピース心中のイントロってゴダイゴの「モンキーマジック」リスペクトじゃね?とか



「原爆の恋」はムード歌謡のテイストが出ちゃって演奏面におけるアレンジなんて敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」か!っていう懐の広さよ




以下曲順は不確かだけどセトリ

(いくつか曲は抜けてます)



「ワンピース心中」

「自撮入門」

「さくらメメント」

「病めるアイドル」

「ベビーブーム」

「いちご売れ」

「さよならサブカルチャー」

「都会のアリス」

と、上記の曲は初心者である自分にもわかったので、選曲についてはベスト・オブ・アーバンギャルドと言ってもよかったのかな



本当は
「ガールズコレクション」
「スカート革命」

が目当てだったけれど充分満足






さてライブ全体の感想だけどバンド編成にはベーシストもいないし、よこたんの唄には浜崎容子のコーラスが被さっているしという訳で、バンドによる生演奏と同期演奏のミックスによるステージなんだよね?


でも想像以上に違和感がなかったのはサポートとは言えドラマーがいるのが大きいかな

ただあのサウンドバランスでぜーさんは不満出ないのかな?それとも自分の立ち位置の問題か?

ギターの音がほとんど埋もれてしまっていたような・・・

新加入の「おおくぼけい」はお調子者のYOSHIKIとでもいった感じで早くもキャラは立っていた

後は名曲の量産を頼む




お客様について


若いファンのマナーがいいのよ

押しがあってもみんな必ず定位置に戻るw

(メタル系ヘッドバンガーには見習って欲しい)



あ、メンバーへの声掛けはメタル系にくらべ圧倒的に少ない。みんな大人しく天馬やよこたんの話を聞いてた



MCと言えばアーバンギャルドっていつもあんな感じ?正直トークが長くて盛り上がったライブの流れが遮断されて完全にクールダウンしてしまうのはもったいないように感じたかな



あとMCのトーク内容が×××過ぎてアーバンギャルドの音楽自体は気に入ってる娘を連れて行くのを躊躇してしまう




実は今回個人的に唯一後悔しているのがあれ

「フラッグ」


初めてなもので購入をスルーしてライブに臨んだ訳だが・・・

アーバンギャルドのフラッグは陰陽座でいうなら扇子!

(陰陽座の場合、扇子がなくても困る事はないが・・)




アーバンのライブに参加した
結論を言うと・・・






フラッグは必須!!



うわーっ!!

なんでライブ前に買わんかったんやーッ!!

自分のアホーっ



最初から最後まで使うやん

持ってない疎外感ハンパないやんっ!




うおー


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ




ピタッ!!・・・・脳内反省終了




ひとり参加は確かに勇気が必要だったけれど

本当に楽しかったし他にも悩んでる人がいたら思い切って踏み出してみる事をおすす・・



そういうバンドでもないか



当日の「自撮入門」


当日の集合写真





追記


この記事もまとめ直した



これはアーバンギャルドが気になり始めた頃、恐る恐る畑違いのコミュニティーへの接近を試みたドキュメンタリーである



今読み返しても、会場入りする迄に費やした文章等を見れば自分がいかにカルチャーショックを受けたかが明らかで(いつもはこんな部分に力を入れない)ライブレポートとタイトルしておきながら、その後の余りにあっさりしたまとめ方は、書きたい事の主体が完全に変わってしまった事の証明なのかもしれん



結局、このライブ以降アーバンギャルドに対しては「昭和90年」のインストアイベントや、それにまつわるツアーへの参加等、それなりにアクティブなファン活動を継続中なので、当該記事のライブ参加は有意義なものになったと言えよう



更なる追記


アーバンギャルドの近作は

音楽的な充実期を迎えつつあり

新曲を発表する度にその懐が

広くなってきている


その個性の強さから

聴く人を選ぶ可能性も

危惧されるが

その反面ハマれば

中毒性が高いとも言える



ものは試し

最近のオススメ曲を

貼っておきます



誰も共感してくれないのだが、詩も歌メロも
沢田研二の世界観を再現してると思うねん…




ボカロ的アプローチもサラッとこなす