2022年の暮れ
検査入院してる時
ベッド上でYouTubeを観てたら
とある曲が耳に残った

年が明けてからもその曲は
リピートしていたそんなある日
そのバンド主催のイベントが大阪で
行われるという告知が
SNSのタイムラインに流れてきて
しかもそのラインナップは
我が目を疑うバンドばかりだったので
管理人は即座に参加する事を決断



いざ



当日は会場近くの黒門市場をぶらり散策🚶🏻
二度目ましての「ニューダルニー」で
レトロテイストなカレーを食してから
レトロな会場味園ユニバースへ向かう


夜はこんな感じに


開場時刻
フロアへの階段を降りようと
歩を進める途中に
主催でホストバンドのメンバー
ぼけちゃんが立っており来客する
一人一人に対して丁寧な謝辞と
声掛けをしながら入場者を迎えていた

フロアへと続く道

そうしてフロアにたどり着くと
昭和レトロな空間が一気に広がって
圧倒される。めちゃくちゃイイ!

ひとまずソファーに腰を下ろし
なんとも言えないこの雰囲気を堪能

飲み物を買って少し落ち着くと
この日の為に作成されたであろう
イベント案内を伝える場内放送が
先程から流れている事に気づいた

更に改めて周囲を見回してみると
会場内のデコレーションも細部
ひとつひとつに至るまで手作りの跡が
うかがわれ、主催のイベントに対する
想い入れのようなものを感じて
ライブを観る前から少し
ぽかぽかとした気持ちになった


ドリンク販売キャストさん達

ペルちゃんは気さくに声掛けてきてくれた


元々はキャバレーだった味園ユニバース
写真はステージの後方に置かれたソファ席





ヤジマX

イベント参加の強い動機となった
バンドがこのヤジマXである

活休中であるモーモールルギャバンは
「俺風呂入るトゥナイト」
「悲しみは地下鉄で」
辺りから聴いていたんだけど
実はヤジマXが初の生ゲイリー観戦

個人的にはメロディが素敵なのはもとより
「感情の整理がつく前に口走ってしまう」
「答えが出る前に疑問そのものを歌う」
憧れ、信念、欲望、焦燥、ごちゃ混ぜの感情
そういったキーワードで紡がれる
ゲイリーの世界観が好きで
セレクトされた言葉と根底に見える優しさ
そんな部分に惹かれている





ライブ本編はオープニングこそ
肩透かしをくらった感じがしたものの
尻上がりに盛り上がっていって
「ライブハウスで会いましょう」あたり
ではトリオだという事を忘れさせる
入魂のパフォーマンスだった

最後は恒例?何故かパンツを脱ぎ始め
全裸になってフィニッシュ!

ライブ後、物販に立ち寄ると
今しがた目の前で観ていたライブの
演奏データが早くもCD-Rになって
販売されているではないか
こういう形のグッズは初めて見たんだが
最近では珍しくもないのだろうか?

またその場で御本人にもお伝えしたがよく
「あれ(楽曲)」を叩きながら歌えるよねー!?

変拍子の曲でメロディ歌いながらドラム
叩いて拍を見失ったりしないの本当に凄いわ


ぜひまた観たいバンドです




ONIGAWARA


イベント告知で初めて名前を知り
音源をチェックしたところ
キャッチーな曲が多くて
期待していたユニット

事前に聴いた時の感想は
耳当たりの良いメロディを持つ曲が多く
純粋に楽曲で勝負出来る
強い訴求力を持った作品だと感じたので
ONIGAWARAの出番になったら
フロア前方へ行く事にした

おそらく彼らにとって大阪はアウェイだと
思われるのだが多くの熱心なファンが
前列を埋めていたのが印象的(女性客多め)


ホント耳に残りやすい


基本的に歌とソロギター以外はオケ






すみません外出しました
〜休憩〜


Gacharic Spin


ガチャピンを最初に聴き始めたのは
確か2013年頃なのでどうやら
10年越しでのライブ初参戦となった


( ゚д゚)
す、すげぇ…

どのパートに視線を向けても
すべての瞬間がハイライト!

今さら各パートのどこが凄いかなんて
説明する必要はない程の技術者集団
全力エンターテインメントの名に恥じない
激しいパフォーマンスとプレイは
どれもが本当に凄すぎてこちらの
視線を定める事が難しかった!

中でもアンジェリーナの観客を煽る
魅力的なステージングには驚嘆
オンとオフの切り替えはもはや憑依レベル
若きカリスマの姿を目撃できたのは収穫

また懸念のひとつドラム兼ボーカルだった
ハナの→ギター兼ボーカルへのコンバートの件
これが自分の目と耳で確認した所驚愕の結果に!

ハナ→ギターもドラムも楽勝でこなして歌える
超オールラウンダーのマルチプレイヤーだった

Yuri→新メンバーでありハナの後任ドラム
想像以上にパワフルでタイトなプレイスタイル
バンドが要求するテクニカルな面も
必要十分に支えてみせる技量で正直
バンドのグレードは一段上がったと感じた
ちなみにこの日の全出演者の中でも
一番印象に残ったYuriさんは個人的にMVP🏆


現体制のライブ映像


管理人の推し曲 ゲストドラムは TSP HINA


アンジー加入前 ハナがドラム  ダンサー在籍時


ガチャリックスピン
KOGAちゃんを筆頭に手練のプレイヤー達が
曲中に相当なnote(音数)を詰め込んだ
編曲を施す事も多い為
音の密度はかなりハイカロリー
になっている

だからライブを観ている自分も
視覚、聴覚両方に神経とエネルギーを
集中して対峙しているから本編終了時には
わずか8曲のセットとは思えない
充実感と疲労感を味わったw

いいものをみせてもらいました




アーバン
ギャルド

主催の憧れと強い希望から参加が実現


久しぶりに観るアーバンのライブ

ステージチェンジ〜リハの段階から
前方に陣取り楽しんでいると
音合わせで突然オジー・オズボーン
ミスター・クロウリーのイントロが流れ
ドン・エイリーやランディ・ローズの
フレーズをサラッと弾くKeyけい様に
気づき思わず独りニヤけてしまった
(果たして何人が気付いただろう)



ライブ本編は初見さんにも優しい
新旧バランスの取れたセトリで👍


アンドロギュノスが聴けて良かったー


箱男 featuring大槻ケンヂ
(箱男は演奏したがこの日オーケンは出てません)


いつも思うのだけどアーバンは
音源の仕上がりも素晴らしいけど
生のステージを観ると
ライブバンドだなとつくづく実感する

今回は特にサポートのベースの方が
プレイもサウンドも超ハマっていた

また曲の間奏では用意された椅子に座り
優雅に手鏡をもって髪を梳かすよこたん…
(・∀・)イイ!!

ここぞの場面でアジテーションする天馬
今やバンドの大きな柱となった
おおくぼけいの硬軟使い分けた余裕のプレイ
キャリアを重ねるにしたがい楽曲の質が
どんどん高まっているのを見るにつけ
今やその円熟味はピークに
差し掛かってきてるのではないか?


またこの日はバンドにとって久しぶりの
記念すべき声出し解禁の日ともなった

この日の自撮入門






ヒミツノミヤコ


さていよいよこのイベントの主催であり
本日のトリをつとめるヒミツノミヤコである

話は最初に遡るがそもそも入院中
どうにも気になった曲というのがこちら

ただ、ひたすらに名曲


耳にしたのは偶然だったが
何故興味を持ったかというと
当ブログで時折取り上げている
推しミュージシャン「大山まき」
彼女の初期キャリアに見られた音楽性
SSW(シンガーソングライター)路線の匂い

ヒミツノミヤコ「瞬間ディストーション」
で聴ける歌詞の雰囲気や歌いまわしなどが
その時期の大山まきが放っていた
ムードを彷彿とさせていたので
と、いうのが主なキッカケだった

そして上記のような経緯でイベント参加を
決めたからしてヒミツノミヤコさんの曲は
正直1曲しか分からない状態での参加となり
さらには元々興味のあったバンドの大半は
ここまでにその出番を終えていて
長時間イベントであるが故
観ているこちらも完全燃焼寸前
言うなれば風前の灯である

そんな状況下でいよいよ
ヒミツノミヤコのライブが始まった

最初の曲は…








「瞬間ディストーション」


いきなり!🤣

これしか知らんのに!!
名曲やけど!聴けて嬉しいけど!
この後はどうするんオレ?
ここで試合終了?帰宅?
初見で知らん曲のオンパレードを
消化試合とならぬ様に楽しめるのか!



さてその結果や如何に?










大丈夫だった!
あらゆる手を尽くしたステージには
多くのゲストや仕掛けがあり
初見にもなじみやすい
音楽が沢山あった!


まさに歌あり!踊りあり!
笑いあり!メチャメチャ
楽しいライブやった!
(楽曲詳細不明で上手く伝えられず🙏🏻)


ひとつ確実に言える事は
お客様を大事にして
自分達が楽しめる事を
全力で追求しておられる
であろうという事

そういう空気を
間違いなく感じ取りました


↓当日のダイジェスト↓


どこかにイルヨ(´Д`)ノ゛

結局他の曲も良かったので何か音源を
購入して帰ろうと思ったらこんな
アイテムを売っていたのでGET

多分この日の演奏されたセトリ曲を
まとめたコンピレーションCD-Rだろうと
思って帰宅後に再生してみたら!
なんとセットリストをわざわざスタジオに
入って演奏、ライブ収録してあるではないか!
これを練習の録音と呼べばそれはそうなのだが
ファンからすれば素直に嬉しい
アイテムだと思った次第😊


なんやかんやで
参加して大満足の
イベント

主催の
ヒミツノミヤコさん
ぼけちゃん
そして全出演、協力者の方々
ありがとうございました!
楽しかった👋